ポストハードコア学科 番外編  



講師 イアン・マッキンリー


どうもどうも!最近休講続きでなかなか講義が出来ませんでした・・。そこっ!なに?授業料返せ?
君!失敬ですよ!まあ、今回の講義聞いたあとにそんな事果たして言えるもんかね。ふんっ。そこっ!なにがおかしい!!

今回はサンディエゴのバンド紹介です。一応ポストハードコア学科で講義しますが、ちょっとそれ違うだろうってのも多々ありのって感じです。何せジャンル関係なくかっこいいバンドがわんさかいるもんで。はい。サンディエゴはアメリカ西海岸の最南端に位置していてメキシコとの国境に面しています。サンディエゴ郡の人口は約270万人と結構想像以上に多いんですよ。海軍基地とかもあって軍事産業も盛んです。あとリゾート地としても結構人気あるみたいです。そんなところでなんでバンドがいっぱいいるのかって?そうそれは大学がたくさんあるんですよー。大学だー!女の子にもてたいー!それじゃ、バンドでもー!って、安直な想像は僕だけですか・・。(汗を拭う)サンディエゴのバンドが面白いって思うのは、突出した音を出すバンドが多いんですよ。人とは違う他のバンドにはない新しい音を求めて模索してる感じがプンプン漂ってきますね。なんて言うか体育会系って言うより文科系の。やっぱ、女の子にもてるためには目立たないとね。(満面の笑み)でも、変態っぽく目立ってもねーって意見はさて置いて、そろそろ本題のバンド紹介に行きましょうか!ふっ〜。


ROCKET FROM THE CRYPT/CIRCA;NOW
(INTERSCOPE)

サンディエゴって言ったらまずこのバンドでしょう?うんうん。元PITCHFORKのJOHN REISらによって結成されたのが90年代初頭。このアルバムは2枚目ですね。個人的にはこのアルバムと1枚目「PAINT AS A FRAGRANCE」が彼らの本来の姿と思います。ロックンロール、ガレージ、パンク、ソウルなどなどを貪欲に吸収したそのサウンドには足を向けて寝れません。エフェクトをかけたJOHNのボーカルも圧倒的に説得力あるし、独特のリフを弾き飛ばすギターも最高!もちろん、絶妙なタイミングで入るホーンも。ジャンル分け不用のこのバンドこそサンディエゴそのものってのは言いすぎかな?同時にJOHNがPITCHFORKのRICKとやっていたDRIVE LIKE JEFUも必聴ですよ〜!そちらは過去の講義で紹介済みですね♪(何故かウインク)
ROCKET FROM THE CRYPT/ALL SYSTEMS GO
(HEADHUNTER)

それでこの編集盤です。メジャーデビュー前のシングル音源などを19曲を収めたお徳盤!持ってけ泥棒〜!今のRFTCしか知らない人にはびっくりの内容かもねー。だって、音が悪いし圧倒的にパンクな音作りなんで。もちろん今の彼らも十分かっこいいのですが、先にこの音に触れた僕にはちょっと物足りなさを感じちゃいます。はい。(鼻の穴がふくらむ・・)JOHNのボーカルも生々しいし、カオティックでどうしちゃったんだろうって曲も多々あって、僕のアドレナリンも沸騰しっぱなしです。以前来日公演を観た感じではやっぱこの頃の雰囲気を漂わせていましたよー。ライブ終盤の10分くらいに及ぶ曲なんかには脳みそグチョグチョにされました。今もその後遺症に悩まされる毎日です・・。なにはともあれ15曲目「PURE GENIUS」は激激です!
TANNER/(GERMO)PHOBIC
(HEADHUNTER)

このバンドは結構短命で終わったバンドなんですが、もう素晴らしすぎるもんで紹介させてもらいます。活動は94年から97年。おそらくアルバムはこの一枚だと思います。前身はFISHWIFEってバンドでそちらは2枚アルバム出てるみたい。そのメンバー3人がそのままこのバンドに移行。えっ?!この分厚い音が3人で!!凄い!音はもう初期RFTCの焼き写しって言うかいいとこ取りです。ギターの小刻みなカッティングとかかなりです。甲高く、うわずったボーカルもいい味出してます。RFTCと比較するともっとパンクっぽいかな?とにかく圧倒的エモーショナルで力強いサウンドに3ラウンドKO必至ですよ〜!お母さん!解散後、RFTCとも関係を保ちつつ、ドラムのCHRISは現在NO KNIFEで活動中のようです。名盤!!
HOT SNAKES/AUTOMATIC MIDNIGHT
(SWAMI/SYMPATHY)

それではここからちょっとRFTC関連行きましょうか。このバンドはRFTCのJOHNとDRIVE LIKE JEFUのRICKが感動の再集結したバンドなんですよ。ウヒョー!!(これ!よだれ、よだれ)もう1曲目からRICKの甲高くも胸に突き刺さるボーカル炸裂です。最高です!リフも初期RFTCの同じリフで強引に押してく感じで?最高です!1曲目から3曲目のテンションの高さはなんなんでしょうか?RFTCは最新作「GROUP SOUNDS」で若干勢いを取り戻しましたけど、いかんせんこのバンドには敵いません。また、4曲目以降のミディアムテンポの曲もやばすぎるんですよ、これまた!まあ、僕の変態魂くらいですか、このバンドに匹敵するのは・・。(涙目)とにもかくにも、最高です!!
SULTANS/GHOST SHIP
(SWAMI)

これまたRFTC絡み。JOHNのレーベルSWAMIから、これまたJOHNの在籍するバンドのご登場〜!彼ってソロも出してるみたいで結構サイドプロジェクトの方に力を注ぎすぎのような気が・・。まあ、どのバンドもかっこいいのでいいのですが。このバンドはトリオ編成でRFTCのNDも参加してます。ドラムのアッパー系おやじの詳細はちょっとわかりません・・。そんな事はさて置いて音が凄い!パンクロックですよー!でも、JOHNが絡んでますからまたまた初期RFTCを大彷彿です!!3曲目「HEARTBREAKER」6曲目「TRUST NO ONE」なんてどうだって感じです。本当に先生こういうのに弱いんだな・・。(涙)もう、僕JOHNと結婚しようかなー。(半分目がマジ・・・。怖)
BEEHIVE&THE BARRACUDAS/PLASTIC SOUL
(SWAMI)

これまたSWAMIレーベルから。本当にこれでこの関連最後なんでご勘弁を!(何を?)このバンドはRFTC,HOT SNAKES,TANNER,RED AUNTSのメンバーが参加している模様。って。この人らアルバムごとに変名しまくっているんじゃないのかな?もう、誰がどのバンドの人か全くもって不明です・・。どうも、中心メンバーはRFTCのローディーの人みたい。音の方は渋いガレージロックンロールでこう来たかって感じ。もうもう、この界隈には目が離せませんねー。何をやらかすかわからなくって。とにかく激渋ですね、これは。1曲目なんかURGE OVERKILLを思い起こしました。RED AUNTSの女の子のやさぐれボーカルも素敵だし、そうそう日本人の女の子もいるみたいですよー!ちょっと嬉しくない?(何が?)
THE LOCUST/ST
(GSL)

僕的にRFTCをサンディエゴの第1世代としたら、やっぱ次のバンドはこいつらしかいないでしょう?センス溢れまくりのファストコアを聴かせてくれますよー!現在31Gレーベルを率いるJUSTINがSTRUGGLE,SWING KIDSを経て結成した感じなのかな?どうなんでしょうか、そこ行くお父さん知ってます?音的にはハードコアなんですが、ニューウェーブテイスト溢れるキーボードが入るところあたりが圧倒的サンディエゴ的です。斬新で非常にかっこいいですね、これは。もうもう文化系の香りプンプン。でも、姿勢はポリティカル!えっ?!当ハイパーイナフグループのラジオ部門で紹介もしてるそうです。そちらも聴いてやって下さい!って今言わされました。へっぽこラジオですが。(何故かひとり大爆笑・・・)
STRUGGLE/ONE SETTLER,ONE BULLET:AN ANTHOLOGY
(EBULLITION)

LOCUSTのJUSTINがベースで在籍していたハードコアバンド。LOCUSTと比較して、かなりスピードも控えめでファストコアって感じじゃなくミディアムテンポの曲中心。そして、時折飛び出すメタリックなリフに度肝抜かれます。かなりメタルの影響も入っていたんですねー。若さ故の勢いで繰り出されるちょっとしょぼい感じもグッド。だって、当時JUSTIN15歳ですよ〜!そりゃー、若いって。(笑)全くもって微笑ましい。パチパチ。ただLOCUSTを求めて聴くとがっかりする人もいるかもってのは言い過ぎ?ここで衝撃の新事実を発見!このバンドのギターTOBIASってTHREE MILE PILOT〜BLACK HEART PROCESSIONのTOBIAS NATHANIELなんですねー!びっくり!!まあまあ、みんな若かったって感じでよろしいか。
SWING KIDS/DISCOGRAPHY
(31G)

これまたLOCUSTのJUSTINのハードコアバンド。これはやばいです!LOCUST好きなら聴いて損なし!!STRUGGLEと比べてスコーンと曲も抜けてますね。DISCOGRAPHYですが9曲しか入ってないのが非常に残念。(涙)出来れば30曲くらい詰め込んで欲しかったです。(笑)って、実際9曲しか音源残されていないのかなー?このアルバムのベストトラックはやっぱ6曲目「DISEASE」!序盤ドラムとピアノがジャズを奏でてます。うーん、いいですなー。そこから一気にノイジーなハードコアナンバーに加速!うぎょ〜!!まじで燃えちゃいますね。あとJUSTIN絡みではCRIMSON CURSE,HOLY MOLARってのもやってますよ。特にHOLY MOLARは元CHARLES BRONSONのメンバーとのユニットで凄く聴きたいなー。誰か音源持ってません?
LE SHOK/WE ARE ELECTROCUTION
(GSL)

このバンドにはLOCUSTのJOSEPHが参加しているバンド。そうキーボードの彼です。このバンドでも相変わらずキーボード演奏してます。それもかなりチープに。(笑)まあ、このバンドの音自体がチープなガレージロックンロールですからね。それにしても意識的と思いますが音かなり汚い・・。まあ、その陳腐な感じも含めて非常にかっこいいんですよ!ポップですしね。(ニヤリ)僕はLOOKOUTから出ていたHI-FIVES,SWEET BABYなんかをかなり連想しました。それにしても、LOCUSTのメンバーは色々なサイドプロジェクトやってますねー。DAVID,GABEのデスグラインドバンドCATTLE DECAPITATIONってのもありますね。もうもうお盛んです!(何故か大爆笑。笑いすぎてあごが外れる・・。)
CAMERA OBSCURA/TO CHANGE THE SHAPE OF AN ENVELOPE
(TROUBLEMAN UNLIMITED)

このバンドはかなりLOCUSTに共通項を見出せるので紹介します〜♪キーボードも入っているのがその大きな要因なんですが、ちょっと調べたらそのキーボードの人はSWING KIDSにいたみたい。なんかみんな繋がっているんですね。音の方はLOCUSTばりの破天荒な感じな1曲目で、こんな感じでアルバム展開するのかって思わせて1曲目が7分もある。でも、長さを全然感じさせない抜群なエモーショナルな展開で凄いことになってます。そんで2曲目はMY BLOODY VALENTINEを彷彿させる感じでこれまた凄いんですよ。女の子のボーカルがまたいい!全編通してはカオティックな曲が多いですがかなりテクニカルな曲で一筋縄には行きません。激マストです!あとこのバンドのメンバーがやっているDROP SCIENCEってのもかなり壊れた音出していて非常に気になるこの頃です。
THE VSS/21:51
(GSL)

サンディエゴのレーベルGSLのオーナーSONNYが在籍していたバンド。彼はこのバンドの前にANGEL HAIRってのもやっていたみたいですがそちらは未聴です。きっ、聴きたい!(白目を剥く)このアルバムはシングルコンピで2枚のシングルとスピリットの曲収録で全10曲入り。95年から96年くらいの音源だと思います。音はDRIVE LIKR JEFUをよりカオティックにした感じかな。2曲目「INDIAN-SICK」って曲なんかまさにそんな感じじゃないでしょうか?声がまたいいですよ!かなりささくれ具合で痺れまくりです。シングルコンピなもんで若干音の雰囲気が変わるんですが、後半に収録のGRAVITYから出たシングルの曲なんか凄い事になってます。あと「NERVOUS CIRCUITS」ってアルバムも出てるみたいですね。きっ、聴きたい!(歯をむき出す)
HEAVY VEGETABLE/THE AMAZING UNDERSEA ADVENTURES OF AQUA KITTY AND FRIENDS
(HEADHUNTER)

サンディエゴの裏番長ROB CROWのご登場!パチパチ。この人は本当に才能の塊です!このバンドは女の子を含むトリオ編成でこれは1枚目のアルバム。実は僕が彼にはまったのは↓で紹介するTHINGYからなんですがこのバンドももうもう雰囲気一緒です。男女ボーカルが歌い上げるポップでころころ表情を変える名曲の数々。盛り上がった所で唐突に曲が終わったり、AメロBメロとかの曲展開を無視した即興的なところとか。曲も細切れみたいに多くて17曲入りです。ってあんたらはハードコアか!(笑)本当に彼の奏でる摩訶不思議な世界にはまったら一生抜け出せなること必至!また、彼の透明感あるボーカルも最高♪2ndの「FRISBIE」ってのも名盤の誉れ高いみたいで只今探索中です!ちなみにこのアルバムはDRIVE LIKE JEFUのMARK TROMBINOプロデュースでっせ〜!
THINGY/SONGS ABOUT ANGELS,EVIL,AND RUNNING AROUND ON FIRE
(HEADHUNTER)

それでこのTHINGY。HEAVY VEGETABLE解散後ROB CROWの宅録ソロ作を経て結成されました。これまたMARK TROMBINOのプロデュース!このバンドにはHEAVY VEGETABLEの女の子ELEAちゃんも参加してますよー。そう、あまり変化が無いというかこれまた素晴らしいんですよ!本当は2ndの「TO THE INNOCENT」を紹介したかったんですがハイパーイナフのラジオ部門で紹介済みってことで今回はこの1stです。まあ、彼が関わるバンドには外れなんかないのですが。2曲目「SK5」なんかツボ入りまくりで気持ちいい〜!ショートカッティングの出だしも最高だし、チャチャチャコーラスに腰砕けです。全24曲入りでインディーポップはもちろん新しい音楽を求める健康優良児に是非とも聴いてもらいたい快作です!
PINBACK/BLUE SCREEN LIFE
(SAIDERA RECORDS)

そんでもってROB CROW関連最後の駄目押し!次で紹介するTHREE MILE PILOTのSMITH4世とのユニット。HEAVY VEGETABLE,THINGYのジェットコースターポップとは若干異なる歌ものです。これまた良いんですよ〜♪どちらかと言うとSMITHが主導権を握っているんじゃないんでしょうかね?透明感溢れるインディーポップナンバー目白押しでジャケの爽やかな雰囲気な感じはまさにぴったり!そうそうこのアルバムは2枚目で1stはこれまた捜索中です。(←こんなんばっか・・)それにしてもROB CROWの創作意欲は何なんでしょうか?紹介したバンド以外にもソロはもちろんSNOTNOSE,OPTIGANALLY YOURS,PHYSICSなどなど凄いですねー。とにかくDEATH CAB FOR CUTIE,BUILT TO SPILLなんか好きな人は是非このバンド聴いてやってください!スルメ系。
3 MILE PILOT/AN OLD TOWN WE ONCE KNEW
(HEADHUNTER)

PINBACKを気に入った生徒はこちらに先祖帰りです。PINBACKをよりどんよりさせた感じの曇り空サウンドを聴かせてくれます。結成は結構古いみたいで88年だそうです。アルバムは3枚くらい出てるのかな?途中メジャーにも行ったみたいですが、ブレイクするはず無いでしょ。って言うかして欲しくないってのは贅沢?(頭を掻き掻き)このアルバムはシングル曲、未発表曲を収めた2枚組。僕はこれしか聴いてないのでなんとも言えないのですが入門編に良いのじゃない。このバンドは99年に活動を休止(?)していてSMITHはPINBACKに専念。ROB CROWもTHINGY休止してPINBACKに力入れるみたいだし。それ以外のメンバーもBLACK HEART PROCESSIONで活動してます。とにかく枯れてます。歳暮にうってのつけ味わいギフトです。
THE AND/ORS/WILL SELF-DESTRUCT
(BETTER LOOKING)

涙の洪水警報バンドJEJUNEの女の子ボーカルARABELLA嬢在籍のバンド。彼女の美声を聴きたくてこのアルバム買った人結構いるんじゃないでしょうか?実は僕もその一人です・・。で、実際は彼女のボーカルは色添え程度のコーラスなんですねー。それで結構落胆した人も結構いるんじゃないでしょうか?実は僕もその一人です・・。JEJUNEを期待するとあれですが、聴けば聴くほどこのバンド良いんですよ!エモというよりロックしてまして。そして派手さは無いけど哀愁漂うボーカルには男泣き!ぐっしゅー。アップテンポの曲よりミディアムテンポでジワジワ来る曲なんか渋すぎ!ちなみにJEJUNEの残りのメンバーはLOVELIGHT SHINEで活動中!こちらもかなりロックしてる模様。BETTER LOOKINGレーベルははずれなし!!!
HEROIN/CD
(GRAVITY)

GRAVITYのオーナーも在籍するバンド。このアルバムは2枚のシングルと1枚の12インチを収めた全18曲入り。活動は90年前半ころみたいですね。僕はもっとハードコアしてるのかなってこのアルバムを買ったのですが、カオティックでありながら微妙にポップでよい意味で期待を裏切られました。おそらくハードコアにこだわりつつも何か新しい音を模索してたんでしょうねー。圧倒的なテンションで展開されるミディアムテンポ中心のカオティックナンバーは圧巻です。その後のバンドにも結構影響を与えたんでしょうね。個人的にはFUELなんかを連想させるナンバーもあって大好きなバンドですー!そうそうこのバンドのボーカルは同じくサンディエゴの激ハードコアバンドCROSSED OUTにも参加してたみたい。このバンドもかっこいいのでチェックです!
NO KNIFE/DRUNK ON THE MOON
(GOLDENROD RECORDS)

NINE DAYS WONDERと来日ツアーをしたこのバンド。結構知名度あるんじゃないでしょうか?結成は93年で結構ベテランさんですね。アルバムは3枚出てるのかな?正直最近の彼らの音源は悪くは無いけどちょっとって感じがあって・・。NINE DAYS WONDERとのスピリットもNINE DAYS WONDERに完全に喰われていたし・・。そんなこんなで僕はやっぱこの1枚目が好きです。不協和音を適度に織り交ぜた重厚な演奏が本当にエモーショナルです。そして、ボーカルの青臭い感じによってこれまたポップに仕上がってます。いいですね〜。こういう声に本当に弱い・・。4曲目PUNCH'N'JUDY」激名曲!!そうそうこのバンドのドラムはTANNERの人ですよ〜!このアルバムでは叩いてないみたいだけど。はい。
GOGOGO AIRHEART/ST
(GSL)

寄ってらっしょい!見てらっしゃい!かなり奇天烈で破天荒なバンドのご登場。1曲目から妖しくドロドロしてますよ〜。そして2曲目のPOP GROUPの「TRAP」のカバーで一挙に宇宙空間に飛ばされます。やっぱPOP GROUPとかの影響が結構あるのかな。レゲエ、ダブの要素を取り入れた曲もあるしね。まあ、貪欲に色んな音楽の影響を取り入れていた結果、気が付いたら混沌ワールド出来上がりって感じですか。初めはとっつきにくいと思いますが一度はまると抜け出せなくこと請け合い!そうそう現在ALBUM LEAF,TRISTEZAで活躍するJIMMYも一時いたみたいですよー。来年にニューアルバムも発売予定みたいで非常に楽しみです!あとOVERCOASTから出てるシングルも凄い事になってるそうです。
BOILERMAKER/LEUCADIA
(BETTER LOOKING)

またまたBETTER LOOKINGがやってくれました!3枚のアルバムを残し活動休止状態だったBOILERMAKERが再始動。そんな彼らの過去のアルバムのベストトラックを集めたのがこのアルバムです。3枚のアルバムから満遍なく収録してます。それで新曲2曲収録と来た!やったー!これがまた激名曲に仕上がってます。特に1曲目「WHITEWASH」は眉唾ものです!SUNNY DAY REAL ESTATEなんか好きな人だったら卒倒必至の号泣ナンバーなんですよ。まあ、彼らはDRIVE LIKE JEFUの影響下にいたバンドのようですが、徐々に歌を前面に出していった感じなのかなー?ここらでもっと注目してもらいたいものです。って、僕も最近彼らを知ったんですがね・・。そうそう、またまたMARK TROMBINO絡んでまっせ〜。
RICE/FUCK YOU THIS IS RICE
(LOOKOUT)

サンディエゴ特集の最後を締めくくるのはもちろんこのバンド。って、なんなんでしょうか?このバンド。米ですよ、バンド名。「俺の体は米で出来てる〜!俺には米の血が流れている〜!」って歌われても・・。(笑)本気かどうかはわかりませんが、音の方はチープでガチャガチャなハードコアでなかなかかっこいいですよ!また、弱弱しく入るホーンもまたこれまたチープ感を高めており失笑です。そう言えば日本にもトーストって居ますね。って全然関係ないですね・・。すいません。(おじぎ)
こんな感じです。最初に言った通りジャンルバラバラですね・・。
まあ、これからもサンディエゴの奇天烈なバンドを求め日々精進していきますー。
本当にお疲れ様〜!。