2004年4月24日収録

今回のラジオは午前中からの収録であります。
ってことでまたしてもテンション低飛行でありますね、致し方ない。
なぜ午前中にラジオ収録したかと言うと、今日は久々にハックフィンに
ライブ観に行くんですね〜。出演メンツは日本脳炎,DERIDE,CONGA FURY,
SHOT,ZYMOTICS,SHIGE BEER&新妻天国と超豪華♪ジャンルごった煮の
こう言ったライブは素敵過ぎでありますね。企画者さんいいセンス
してると思います。ってことでこれから夫婦で楽しんで来ますね♪

それにしても先日のLUNGFISHの来日ライブは泣けました。
正にLIVING LEGENDなバンドですね。これからもずっとずっと
続けていって欲しいと思います。LOVE IS LOVE,MUSIC IS MUSIC
と言うことで最近ボーナストラックはDISCHORD祭りと化してます、はい。
でも今回は違いますね。でも次回からまたDISCHORDのバンドに
戻るかもです。またボーナストラックのリクエストも随時募集中でありますよん。

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Recommended Song
RED EYED LEGENDS/THE HIGH I FEEL WHEN I'M LOW
(GSL)
GSLからまたしても強力な新人が!と思いましたが、ボーカルのCHRIS THOMSONってめちゃくちゃベテランさんじゃないですか。DISCHORDからリリースあったIGNITION,CIRCUS LUPUSそしてMONORCHID,FURYなど数多くのバンドを経て、現在はシカゴ拠点にこのバンドをやってるよう。これがとてもベテランとは思えないハイエナジー且つ奇天烈で正にGSLな音作りで若々しいったらありゃしない。今作が初音源のCDEPで7曲入り。初っ端からSONG OF ZARATHUSTRA辺りを彷彿させる激な変態ナンバーで幕を開け、まじ若い子のバンドって思いますって。で、1曲目のダブアプローチなりミックス曲を挟み、その後も不協和音グイグイで押しまくり。やっぱLOCUSTとかその辺り好きな子は絶対気に入るバンドだと思います。あとTHE(INTERNATINAL)NOISE CONSPIRACYに通じるグラマラスな面も持ち合わせてますね。この音源では4人で一応キーボードも入ってますが、現在正式に女性キーボードメンバーを加えよりGSLな音作りに猛進してる模様。うっ、ライブ観たい!









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
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身の上相談室







































THE CHARGERS STREET GANG
/THROUGH THE WINDSHIELD
(GET HIP)
2年程前のラジオでも紹介してますね。と言う訳で今作がおそらく2ndになると思います。またもGET HIPからのリリースで元BIG BOYSそしてLORD HIGH FIXERSでもお馴染みTIM KERRプロデュース!ハイパーエナジー!ガレージロック!って感じで前作もかなり気に入っていたんですが今作も最高!前作ではNEW BOMB TURKSみたいなバーストするガレージというイメージが強くて気付かなかったんですが、今作聴いてるとなんかボーカルがIAN MACKAYEの歌い方に似てて微妙にFUGAZIっぽいなって感じもしました。基本的にそんな変わりの無い路線は、破天荒でダーティーなガレージロック、でも実はDISCHORDの初期のバンドや、ROCKET FROM THE CRYPT周辺のバンドとかも好きみたいで、なかなか面白いバンドやな〜と更に見直しました。渋い所を狙いながら、カモン!オールライッ!っていうロックンロール、ファンキー直球勝負!自分達の音で鳴らしてますね。微妙にそれぞれのシーンからずれてて、かっこいい〜!!


BEAUTY PILL/THE UNSUSTAINABLE LIFESTYLE
(DISCHORD)
ワシントンDCの女性メンバー2人含む5人組。今作が1stフルレングスですね。僕がこのバンドに興味行ったのは大好きだったMOST SECRET METHODのドラマーRYANが在籍しているからですが、音的には全然違いますね。ボーカル&ギターのCHAD(黒人さん)は元SMART WENT CRAZYでそちらに結構雰囲気近いようですが、このバンドは気になってるんですが未聴なんで何ともです。音はめちゃ透明感ある歌が全面に出てましてずばり美し過ぎ!その瑞々しいサウンドにそこはDISCHORD、グルーヴ感溢れるリズム隊が絡み、そして美しいギターリフレインと男女ボーカルのハーモニー。幻想世界に幽体離脱でありますね。雰囲気としてはTHINGY〜HEAVY VEGETABLEから目まぐるしい展開を抜いたと言うか、う〜んVERSUSに通じるもんもあるし、MY BLOODY VALENTINEっぽい部分もあるし。って何でもいいや。(笑)ゲストにはFARAQUETのDEVINやHOOVER,SORTSのCHRISも参加であります。心洗われる味わいギフトでありまっせー!


TWISTED ROOTS/ST
(BACCHUS ARCHIVES RECORDS)
はい、温故知新コーナーであります。続くURANUSも温故知新でありますね。このバンドは81年から82年ロサンゼルスで活動していたバンドで、おそらく一年もやってないと思われます。メンバーはこのバンド以前にGERMSに在籍していたPAT SMEAR(彼は一時NIRVANAやFOO FIGHTERSにもいましたね)、そしてNINA HAGENのバンドやSCREAMERSでキーボード弾いていたPAUL、後にBLACK FLAGにも加入するKIRAなどが在籍していた5人組。3曲入りのEPにコンピ参加曲、未発表曲、ライブ曲など収録した全12曲。キーボード全開でキャッチー且つニューウェーブな雰囲気ムンムンなEP曲がまずいいですね。そしてGERMSに通じるRAWなパンクナンバーあり。スクリーミング女性ボーカルが大活躍なナンバー満載で楽しめる事請合いですね。確しかに完成度高い曲ばかりじゃないけど、このセンスはかなり面白い!ともかく今回紹介する”THE YELLOW ONE”は激名曲!ちなみにKIRAはex.MINUTEMENjのMIKE WATTの奥さん。(だった?)


URANUS/TO THIS BEARER OF TRUTH
(GREAT AMERICAN STEAK RELIGION STONEHENGE RECORDS)
カナダの激情スタイルハードコアバンド。TRAGEDYのギターYANNICKも在籍。90年代初頭から中頃まで活動していたバンドで今やその界隈では伝説になってるようですね。音源はかなり入手困難だった模様ですが、この度彼らの音源をまとめた編集盤がリリースされました。2枚組シングルにHIS HERO IS GONEやIMMORAL SQUADとのSPLIT曲など11曲収録。が、実際はトラック数は9曲になってまして、ラストのNEGATIVE APPROACHの”PRESSURE"のカバーは確認しましたが、もう1曲はよう分からん。そして音の方、メタリック具合も多々な混沌とした激情ナンバー連発でカッコ良過ぎですね。だみ声ボーカルが咆哮しまくるブルータルワールド炸裂で尚且つ全体を漂う救いようの無い悲哀感。十分今でも通用するサウンドですね。後半は若干音悪いですが、切れまくりのハードコアナンバーも飛び出しこれまた燃えまくりでありまっせー!色んな影響でこう言ったサウンドが産まれたと思いますが当時としてはかなり斬新なバンドだったんでしょうねー。


GINGERSOL/EASTERN
(RUBRIC RECORDS)
もう既に2枚のアルバム出してるみたいですがいや〜素晴らしいバンドです!この3枚目の作品しか聴いてないですが、めちゃクオリティー高い、捨て曲無しってやつです。3年振りの新作となるようで、活動の場所をロサンジェルスからニューヨークに移して心機一転の気合作であります。90年代中頃から活動してるようで、2000年に出した1st以降はボーカルのSTEVE TAGLIEREとマルチプレイヤーのSETH ROTHSCHILDの2人が中心となって活動してます。初期はREPLACEMENTSなんかに例えられ、ルーツ系のバンドとして紹介されてたみたいですが、今作聴くにかなりギターポップ寄りのバンドですね。フォークロックを基本にキャッチーでポップなメロディーと、キーボードを多用したかなりギターポップちっくなアレンジ。ちょっとしゃがれたボーカルで歌う青臭くて切ないメロディーが年季を感じさせない初々しさで胸を締め付けますね。ディストーションの効いたギターにメランコリックな歌が好きならきっと好きになります!

90 DAY MEN/PANDA PARK
(SOUTHERN RECORDS)
シカゴを拠点に活動する4人組。昨年2月に来日も果たしているので結構知名度も高まってることでしょう。ちなみに僕は観に行けなかったんですが、この3枚目になるニューアルバム聴いて再びどっと後悔してます。結成は1995年ともうベテランの域に達する彼らですが、元は3人で活動してましてやっぱ2001年に鍵盤担当のANDREWが加入したことによって唯一無比の存在に。そしてリリースされた2nd「TO EVERYBODY」もめちゃくちゃ完成度高いアルバムでしたが、今作も歌がより前に出てそしてピアノ&キーボードの旋律が心地よく響く傑作に仕上がってます。浮遊感溢れるサイケ具合と次々と情景が浮かぶ瑞々しい叙情性。個々に個性を発揮するボーカル達も説得力の固まりだし、この音響的空間の広がりはやっぱライブの方が100倍増しでしょうね。ちなみにプロデューサーは前作と一緒THE PAPER CHASEのJOHN CONGLETONであります。そしてそして再来日も決まったようでこれは嫁を質に出してでも行かないとっ。