2004年4月12日収録

今回THE BLACK LINE FEVERのニュー音源を紹介したわけですが
実はこの音源現在制作途中なんであります。ジャケはそう言ったわけで
まだ出来上がってない模様。とりあえずNOW PRINTINGと言う形にしましたが
ジャケ出来次第貼りかえさせて貰います。(4月15日貼り変えました!)
で、今回の音源リリースを記念してレコ発ツアーが行われます。
音源は欲しい方は完全自主の手作りジャケでそんなに数量作れない
と思いますのでライブに足を運ぶことをお薦めします!
詳細は以下

4月11日 東京目黒MOD STUDIO(もう終了しちゃいましたね・・)
THE BLACK LINE FEVER/COHOL/TIALA/SORA
MIND TOUCH/ENDZWECK/GAUGE MEANS NOTHING

4月16 日 京都STUDIO RAG 河原町店
THE BLACK LINE FEVER/COHOL/LASTING 4 ANSWER
ONE & ALL


4月17日 大阪本町STUDIO K
THE BLACK LINE FEVER/COHOL/GREEN GRASS
R3-N7/KNIVES IN/ENTROPIE

4月18日 神戸BLUE PORT
THE BLACK LINE FEVER/COHOL/DIG LEG/STRANGE OVER THE SUN
PHRASE/RIVIVAL SLEEP/KNIVES IN/ENTROPIE

レビューでも書きましたが6月に解散しちゃうかもで、特に関西方面の人は
彼らのライブ観れるのはこれっきりになっちゃうかもです。
って僕は観に行けないんだけど(涙)、興味ある方はライブに足運び
彼らの強烈なステージに驚嘆してみてはいかがでしょうか。
って僕が生の彼らを観たいよ〜!!
ちなみに紹介した音源はSTART TODAYALLMANで扱われかもですが
早急に欲しい方はボーカル吉武さんにコンタクトを!彼の運営するレーベル及び
ディストロページoto RECORDSのリンクはこちら。そして彼らのオフィシャルページで
前音源も試聴出来ますのでそちらもチェックをば。リンクこちら

ラジオを聞く

ラジオを聞くにはReal Playerが必要です。
アイコンをクリックしてダウンロードしてください。




Recommended Song
LEATHERFACE/DOG DISCO
(BYO RECORDS)
何とも趣味の悪いジャケですがLETHERFACEの新譜であります。再結成して1枚アルバム出して、3年振りのニューアルバム。HOT WATER MUSICとのSPLITは聴いたんですが(”ANDY"は色んな意味で号泣ナンバーですね!)前のアルバムは未聴でして今作はどんなんだろうと思っていたらこれが現役時代を彷彿させる哀愁バリバリサウンドで最高!良くも悪くも変わってない、若干聴きやすくなったような感じも受けますがやっぱ1曲目からあの時代にタイムスリップ!SNUFFはやっぱオリジナルの3人じゃないとな〜って思いますけど、LETHERFACEはFRANKIEのバンドなんですね。リアルタイムで彼らを聴いていた20代後半から30歳前半なおっさん連中は間違いなく目頭熱くなります泣けます、握りコブシです。もちろんI EXCUSE辺り好きな若い人も激必聴。結構バラエティーにも富んでまして、渋いバラード調のナンバーもあり!そしてドラムの人がボーカル取ってる曲もあって彼のボーカルがJOURNEYのSTEVE PERRY彷彿させてこれまた良い。ともかくFRANKIEのしゃがれ声にやられちゃって下さい。









過去のラジオが聴きたい方は↓へ

ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
期間限定再放送ラジオは↓


今週のラジオ傑作選



リアルプレイヤーをダウンロードしたけど
ラジオが聴けないって方は↓へ


身の上相談室







































KILL ME TOMORROW
/THE GARBAGEMAN AND THE PROSTITUTE
(GSL)
サンディエゴの男女混成トリオバンド。ベースのK8とドラム兼エレクトロニックス兼ボーカルのZACKは夫婦のようです。以前にラジオで6曲入りミニアルバムを紹介したんですが、今作はそれに続くフルレングス。3枚目のアルバムです。結成は95年でして当初はポートランドで活動してた模様ですが、その後サンディエゴに移住したみたい。で、相変わらずのエレクトロ奇天烈パンクサウンドでカッコ良いのでありますよ!スペイシーなエレクトロ具合満開でエフェクトがかった気だるげなボーカル、不協和音病み病みギター、それにヘビーなリズム隊が絡み合い、ダブの影響をも感じさせるサウンドに脳髄垂れまくり。CDにはDVDが付いてまして4曲ビデオクリップが観れるんですが、SONNY KAYが監督してる”SKIN'S GETTING WEIRD"観るにドラムは立ちドラムですね。YEAR FUTUREと頻繁にライブやってるみたいで両バンド共に日本に来い〜!ちなみに中心メンバーのご夫婦はTENDERS BUTTONSとユニットもやってましてこちらも病み狂っててお薦め。


THE WALKMEN/BOWS+ARROWS
(RECORD COLLECTION MUSIC)
ニューヨークで活動する5人組バンド。5人中3人が元JONATHAN FIRE EATERのメンバーのようですが、このバンドは名前しか知らないのです。今作が2枚目のアルバムになるようでして、これがとてつもない作品に仕上がってるんですよ!幻想的でダークながら温かみのある楽曲の数々が僕の心の琴線触れまくりなんであります。壮大なスケールで繰り出される曲はアルバムトータルで一大抒情詩のような趣。またそれに絡むピアノ&オルガンの音色の美しいことといったら。まじ泣けます、染みます。雰囲気でいうと「JOSHUA TREE」以前のU2あとRADIOHEAD辺りに近い感じでしょうか?って言うか、ボーカルはその伸びやかで力強い歌い方そして声質までU2のボーノにそっくり過ぎ。まあかなりな勢いでU2を連想させるのですが、本当に曲の完成度高くこれはメジャーでもブレイクする勢いのバンドじゃないですかね?4月からUKツアーを敢行するようですしね。ともかく至極の11曲入りの今作絶対聴いて涙する価値ありですよ〜ん。


BLACK LINE FEVER/ST
(SELF RELEASE)
都内を中心に活動する5人組。以前は4人でしたがボーカルが抜け、新たにボーカルそしてギターが加わりました。現ボーカルはCLEANERの吉武さん。5人になって初めての音源で8曲入りのミにアルバがこちらで、これが日本人離れしていて凄過ぎるのでありますよ!って、このバンドはギター、ベース、ドラムは在日外国人でして当たり前か(笑)。ちなみにギターはオーストラリア出身で元LOVE LIKE ELECTROCUTIONで、ドラムとベースはカナダ出身。前の音源は熱くタイトな演奏に金切りスクリーミングなボーカルが絡むといった感じで発狂しまくりながらも泣けちゃう傑作だったわけですが、今作ではギターが2本になったってことでブルータル指数が大幅にアップ。絶叫しながらも歌うボーカル、展開の嵐の演奏からやっぱカオティックな雰囲気ムンムンです。そして只激しいだけじゃなく全体を漂う悲哀感に涙。まじこの躍動感と激昂具合は半端じゃないですよ〜!6月にギターのジョーダンが中国に行っちゃう様で下手したら解散かもとのこと。(号泣)捨て曲無しの傑作アルバム!


WILLFUL NEGLECT/1982-1984
(NEGLECTED RECORDS)
今回の温故知新盤はこちら。ミネアポリスのハードコアバンドでタイトル通り82年から84年の音源を収録した編集盤。内容は82年、83年にリリースされた12インチ2枚に84年に録音されたLP用音源で全29曲入り!僕は名前だけしか知らなかったんですが、これメチャクチャカッコ良いです!よくARTICLES OF FAITHと比較されてますがそれも納得の正に80年代USハードコアといった趣のサウンドで速い軽いそしてポップと三拍子揃ってます。スタスタに猛烈な勢いで疾走しますが隠しようのないメロディーが醸し出すなんとも見事なハーモニー。またスピードをやや押させたハードパンク調ミディアムナンバーではよりポップさが顕著になって何ともカッコ宜し。弾きまくるクリアートーンなギターが時折奏でる泣き泣きリフにも涙。ミネアポリスと言ったら同時代的にHUSKER DUがいますがおそらく交流ありありだったんでしょうね。ともかくUSハードコア好きは必聴!ちなみに最後に収録されているLP用音源はフラットでなんか切れがなくイマイチでありますね。


RICHMOND FONTAINE/POST TO WIRE
(EL CORTEZ)
このアルバムで5枚目になるオレゴン州ポートランドのバンド。そう言えば前回ラジオでかけたPAUL KERSCHENも同じくポートランドですね。90年代中頃から活動してるみたいですが、多分音源を聴くのは初めてです。初めて聴くとやっぱり素直な感想として、「おっ、UNCLE TUPELOや!」と感じました。5作目の作品を語るのに言う事じゃないですけど。ボーカルの声もJAY FARRARとJEFF TWEEDYそれぞれの雰囲気を感じさせる時があるんですよね。UNCLE TUPELOが今でも活動続けていたらこんな風になっていたかな〜ってふっと思いました。サウンドの法もやっぱSON VOLTやWILCOじゃなくUNCLE TUPELOの雰囲気ムンムン。郷愁溢れて、はかなくて。このはかない感じが僕には重要なんですよね〜。アコースティックギターとペダルスティールの音色がどこか遠くに連れてっていってくれて、語りかけるボーカルが穏やかで静かな気持ちにさせてくれます。なんか物思いにふけっちゃいます。

HARKONEN/DANCING
(INITIAL RECORDS)
ワシントン州(DCじゃないですよん)はシアトルの3人組。95年結成でボストンのヘビーミュージックの殿堂的レーベルHYDRA HEADからもアルバムリリースあるようです。HYDRA HEADというとBOTCHやCONVERGE,初期CAVE-INなどのメタリックなカオティックサウンドを連想しちゃう僕ですが、このバンドはもっとロック寄りというかずばりジャンクサウンド!今作は5曲入りミニアルバムなんですが、ビチビチに濃縮された骨太サウンドが怒涛にように暴れまくりであります。脳天を丸太で叩き割られるような破竹な突進具合。やっぱJESUS LIZARD辺りにかなり影響大なんでしょうかね?実際JESUS LIZARDのDAVID YOWとRAPEMANメンバーがやっていたSCRATCH ACIDのカバーも収録だしで。これはこれ以前に出てる2枚のアルバムもチェックしないとあかんなという具合のカッコ良さでありますね。ちなみに今作はNIRVANA,MUDHONEY,SEAWEED,SOUNGARDENなどSUB POP関連バンドをプロデュースしたJACK ENDINOがこれまたプロデュース。