2004年3月28日収録

本当は昨日収録予定だったんですが、岩佐君に急遽用事が
入ったみたいで1日繰り越しであります。最近結構彼忙しいみたい。
年齢的にも中間管理職になりつつあるしねー。
で、今回紹介したLUNGFISH来日迫ってきたんでツアー日程書いておきますね。
確実に心えぐられるライブになると思いますので、ラジオ聴いて興味持った方は
是非是非足を運んでみてください〜!

4/20 名古屋今池得三
w/LOSTAGE,etc
4/22 大阪十三ファンダンゴ
w/FAHNERS WITCH,FLUID
4/23 京都西院OOH LALA
w/UP&COMING,etc
4/24 東京渋谷O NEST
4/25 東京渋谷O NEST

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Recommended Song
SULTANS/SHIPWRECKED
(SWAMI)
3年程前と随分前になりますがラジオで前作「GHOST SHIP」を紹介しまして、それに続く2ndアルバムが今作。前作は幽霊船で今回は難破船ですか、船にこだわるのね〜。(笑)メンバーはROCKET FROM THE CRYPTのリーダーでありDRIVE LIKE JEHU,PITCHFORK,HOT SNAKESなどでも御存知JOHN"SPEEDO"REISを中心に、前作ではRFTCのNDがベースで参加してましたが今回はなんとJOHNの弟DEANがベース、ドラムは前作と同じのトリオ編成。で、内容は前作同様男の哀愁パンクロックって感じでやっぱりすこぶるカッコ良いのでありますよ!そして、最近のSWAMIの傾向で70年代パンクな雰囲気にロックンロール度もより加味され渋過ぎる!キーボードが入ってる曲もあってこれまた良いんですねー。全くもってJOHNが絡むバンドにハズレなし&SWAMIのリリースバンドは最高ですね!ちなみに今作2日間のレコーディング+2週間程のミックスで完成した模様。素敵!









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
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今週のラジオ傑作選



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身の上相談室







































DEAD END ANGELS/NOVERMBER
(DOWN TIME RECORDS)

ロックな町テキサスから、まさにフォーク・カントリーロックな音を出すバンドの登場であります。THE GROOBEESというバンドのSCOTT MELOTTという方を中心に結成されたバンドのよう。泣かせるメロディーとハーモニーに渋い声!この手の音としては基本に忠実で、マンドリン、スライドなど使っての郷愁を誘うばっちりなサウンドアレンジをきっちり抑えてきてます。バンド名をJAYHAWKSから取ったというだけあって、美しいメロディーとハーモニーも素晴らしいですが、それに加えてこのバンドちょっと青臭いロックっぽさとかポップなところがあってこれまた良いんですよ!JAYHAWKS,WILCO,FLYING BURRITO BROTHERSの影響があるみたいですね。メンバー写真見るに風貌は完全おっさんなんですが、結構若い模様であります。そこら辺も切ないですね。(笑)ともかくこの落ち着いた音の中に出てくるロックの青臭さが泣かせるんであります、堪りませ〜ん。

LUNGFISH/LOVE IS LOVE
(DISCHORD)
4月の来日が目前に迫って来たってことでメリーランド州ボルチモア出身のLUNGFISHの最新作を紹介させてもらいます。80年代後半に結成され、そのキャリアは15年以上とベテランもベテラン。もはやDISCHORDではFUGAZIと並ぶ2枚看板でありますね。とはいっても、結構地味で日本ではあまり知名度高くない感じですね。実際僕も今作で彼らに初めて触れたわけですから。で、音の方は今作で10枚目(!)になるってことで非常に落ち着き淡々としながらも心染み入る内容となってます。反復するフレーズにソウルフルなボーカル、時にフォーキーな印象も受ける曲の数々はベテランならでは枯れた味わい満載。本当に聴けば聴くほど癖になるスルメ系。で、最近買った92年リリースの「TALKING SONGS FOR WALKING」が初期FUGAZIをちょっぴり連想させながらも青臭くそして歌心満開でこれまた良かった。ともかくそのキャリアからとてつもないライブ見せてくれそうですね!


THE CHINESE STARS/TURBO MATTRESS
(SKIN GRAFT)
2002年10月に解散した変態公害バンドARAB ON RADARのボーカルERIC PAULそしてドラムのCRAIG KURECKが在籍するニューバンド。ロードアイランド州プロビデンス産。そしてよく名前耳にするSIX FINGER SATELLITE、そのベースだったRICK IVANという方も参加+ギター1人の4人組。どっかの海外レビューサイトにARAB ON RADARが嫌っていたディスコパンク、マスロックな音作りなバンドと書いてありましたが、いや〜全く違うでしょう(ってマスロックの定義がイマイチ分からんのですが・・)。確かにギターが違うからARAB ON RADARと比べノイズ度は減ったけど、相変わらずのアヴァンギャルドなサウンドでキチガイ印は大健全です。虫(蚊とか蝿のたぐい)のように蠢く不協和音ギターに這いずり回るベースライン、そしてERICのいやらしく舐め回すようなボーカル。うむ〜、この精神的に病んでそうなサウンドは全くもって癖になりますね。今作は5曲入りのシングルでして全然物足りません。このバンドこそ生の姿観たい!


CHALLENGER
/GIVE PEOPLE WHAT THEY WANT IN LETHAL DOSES
(JADE TREE)
2002年リリースの「SATANIC VERSUS」以降あまり音沙汰聞こえてこないMILEMARKER。早くアルバムを出せって感じなんですが、そのMILEMARKERのキーボードの女の子以外のメンバーが集結したユニットがこのバンド。MILEMARKERのギターDAVEがパンクソングを書き溜めていて、ベースのALを誘い音を合わせたらなかなかいいじゃんってことで始動したバンドのよう。レコーディングには参加してませんがドラムのNOAHも後で合流してます。益々MILEMARKERのリリースが遅れる模様ですが、これがエネルギッシュなサウンドでカッコ良いのです。パンクと言うより激な雰囲気もあるロックって感じかな?で、やっぱメンバー3人がいるってことでMILEMARKERの「FRIGID FORMS SELL」辺りにに通じる感もありありですね。まあなんと言うか本体がどんどん新しい音を模索してうちによりストレートなものがやりたくなったんでしょうか。ともかく燃えます、曲良いです!STRIKE ANYWHERE,FROM ASHES RISEとツアー予定もありです。

PAUL KERSCHEN/THE MOZART CLUB
(BYZANTINE RECORDS)
おもいっきりローカルミュージシャンなんですかね、インターネットで調べてもどんな方かよく分かりません。ポートランドで活動してるようですが、アマゾンでCD売ってるんだからきちんとやってる方なんでしょうね。初めて聴いた時、歌下手だし音もしょぼいなと思って、次聴こう〜とCDを止めたんだけど、その後一通り聴いたらこの人ちょっと変やなと段々気になる存在に。ルーツ系は歌がうまくアレンジがしっかりしてるもんやって思い込んでいたんですがこの人はさにあらずですね。宅録で、演奏もこの人がみんなやってるからしょぼいの当たり前なんだけど、こういうのを真面目にやってるのがちょっとずれていて共感できます。やってる音楽としてはやっぱルーツロックなんでしょうけど、この人が歌う為の音楽って具合です。衝動的な感じでいいですね。ちなみにこの音源を手に入れたきっかけは「コステロがコヨーテに育てられた」ってコメントに惹かれたからであります。何じゃそりゃ?!

COLERA/PELA PAZ EM TODO MUNDO
(DEVIL DISCOS)
今回も古い音源の紹介行かさせてもらいます。ブラジルはサンパウロ出身の3人組。結成は79年で今作は86年リリースの2ndアルバムです。彼らはブラジルのハードコア創生期のバンドでボーカルのREDSONはATAQUE FRONTALというレーベルを運営してたよう。でオムニバスなどをリリースし当時のシーンにかなり貢献した模様。音の方はハードコアというほど速くなくハードパンクな雰囲気ですね。粗くガチャガチャドタバタ走り回りながらも、曲は軽いしポップであります。影響はないと思うけどスウェーデンのASTA KASKやSTOLIMPAなどのトラディショナルパンクと言われるバンドと共通項を感じるのは僕だけかな?はもりまくりなコーラスや牧歌的なメロディー、そしてどこかコミカルに聴こえてしまうポルトガル語の語感、全くもってカッコ良いのであります。このアルバムは平和をテーマにしてるようで、当時のブラジルの社会情勢も関係してると思うけどポリティカルな姿勢もプンプン。再結成されたのか結構最近の音源も出てましてそちらも気になりますね。