2004年2月28日収録

今回のラジオの目玉はなんと言ってもAMOK!本当にどこにでもいそうな
普通な大学生って感じの彼らがライブでは神がかり的に豹変しちゃうんですねー。
ライブはもちろんとてつもなくカッコ良いのですがアルバムも壮大なスケールに
なっており大必聴!では今後の彼らのライブ予定を書いておきますね。
是非是非ライブに足を運んで下さいな!

2月28日 福岡STUDIO STAFF
w/STRANGE OVER THE SUN,OTORI
PROOF,SPECTRUM SYMTHESIZE!
2月29日 山口印度洋
w/どくだみ
3月6日  松阪かっちょぶ-
w/THE BECAUSE,etc
3月14日 新今宮ブリッジ
4月2日  心斎橋PIPE69
w/STRANGE OVER THE SUN,OTORI,R3-N7
MORGUE SIDE CINEMA,クッダチクレロ,BLOOM FIELD
4月3日  伊勢CITY PLAZA
w/STRANGE OVER THE SUN,I EXCUSE
MAVERICK TROOP,NAVEL,THE URCHIN,THE BECAUSE
4月4日  豊田場所未定
w/STRANGE OVER THE SUN,KEEP AWAY FROM CHILDREN
SAME PLACE EMPTY,THE ACT WE ACT

寺田君を始めメンバーの皆さんご協力ありがとう!またライブ観に行きまっせー。
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Recommended Song
COACHWHIPS/BANGERS VS FUCKERS
(NARNACK RECORDS)
以前ラジオで紹介したPINK&BROWNのPINKことJOHN DWYER在籍の現在進行形バンド。サンフランシスコ産。LOCUSTやNUMBERS,DEERHOOFなどが収録されたDVD「BURN MY EYE!」を観て一目惚れしたわけですが1st「HANDS ON THE CONTROLS」は流通悪いのか見かけたことなく、先頃リリースされた2ndアルバムが本作であります。バンド形態はギターがJOHNでドラム、そしてキーボードの女の子の3人組でベースレスであります。ってことで音的にはPINK&BROWNな雰囲気もありますがこちらはガレージロックンロールな要素も多々でやっぱカッコ良過ぎなんですよ!轟音FUZZギターにドタバタうるさいドラム、チープなキーボードの音色がRAWに大爆発してます。2コード3コードでガンガン押していく猪突猛進さに踊りまくり♪全11曲18分ちょいでもうもうぶっち切りでありまっせー!ライブ映像観れるページも発見したので是非是非であります。こちら









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
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今週のラジオ傑作選



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身の上相談室







































BRONCO BULLFROG/SEVENTHIRTYEIGHT
(MUSHROOM PILLOW)

ロンドンのギターポップ3人組。95年から活動してるようで写真見ると結構ベテランさんな風貌ですね。ちょっと前に出た3rdは日本盤も出てて、THE HOLLIES meets THE BIRDSとかTHE MONKEYS meets BIG STARなどと評されてるみたいです。よく知らずに買ったら、今作は2000年年リリースの2ndをスペインのMUSHROOM PILLOWが再発したものでありました。97年リリースの1stも同じくMUSHROOMより再発されてます。やっぱりこう言った音はイギリスよりスペインの方が受け入れられるんでしょうね。ジャケの風貌にしては甘酸っぱく、青臭いメロディーが良過ぎであります!去年出た3枚目もやっぱ同路線のようでそちらも気になりまくり。サウンドの方は評判通りなかなか渋い60年代風の音でこだわりを感じさせます。BIG STAR,TEENAGE FUNCLUBチックな曲はやっぱツボですね!去年デモとか集めた編集盤らしきものもリリースされたようでそちらも要チェックでありますねん。

AMOK/EMERSION DOWNFALL ACOUSTIC
(CH RECORDS)
関西を中心に活動する3人組。メンバーうち2人が松阪出身ってことで三重でもちょくちょくライブやってます。豊田で初めてライブ観た時から僕ら夫婦はその虜になったわけですが、予想を遥かに越えるとてつもないアルバムを作ってくれましたよ!カオティックや激情といったキーワードで語られる機会が多いと思いますがもっと繊細ですね、歌心あるし音響的広がりも多々だし。深海を漂うような幻想的インストから一転、畳み掛けるようにドラムがなだれ込む序盤からアルバム最後まで息をつかせぬ展開の連続で鳥肌立ちまくり。感情の赴くまま歌い時に叫びまくるボーカルに深遠なギターリフレイン、グルーヴ感たっぷりにうねるベース、めちゃくちゃ手数多く且つタイトなドラムがお互いに共鳴しあいひとつの音塊となり、内なる感情が沸点に達した時スパークする曲々。胸えぐられまくり、もう何んか泣けてきちゃうよ。ともかくこの音源を聴いて、是非ライブに足を運んで下さい!本当にこんな素晴らしいバンドを紹介出来て、今日までラジオやってきて良かったなと光栄しきりであります。マジ傑作だ〜!!


STILL LIFE/THE INCREDIBLE SINKING FEELING...
(GREYDAY PRODUCTIONS)
カリフォルニア州ロサンゼルスの3人組。EBULLTIONレーベルファンにとってはもうお馴染みのバンドでありますね。そんな彼らの久々のアルバムが今作。僕は93年リリースのアルバム「FROM ANGRY HEADS WITH SKYWARD EYES」しか聴いた事ないんですが、その頃な武骨なエモ心を残しつつ今作もうもう泣ける内容になってます。DINOSAUR JR,THE JESUS&MARY CHAIN辺りにリンクする雰囲気も兼ね備え渋いの一言。静寂感と激動感が交差し、囁くようにボソボソ歌うボーカルが淡々と歌ったかと思ったら、むせび泣くように叫ぶボーカルも入りもう涙の大洪水。メンバーのルックスも当時の面影は消えかなり太っちょになっちゃいましたが年を重ねただけあってこの完成度は凄い!今も現役も現役であります。そして未だ青臭さが残ってるってのも三つ子の魂百までもって感じですね。MINERAL辺り好きな人にも十分アピール出来る内容になってると思いますよ〜!


SLAPSHOT/DIGITAL WARFARE
(BRIDGE NINE RECORDS)
今更だなんて言うなかれ!ボストンSxEハードコアの裏番長CHOKEことJACK KELLYが率いるSLAPSHOTの復活盤がこちらであります。正直僕も試聴するまでそんなに期待してませんでした。昔の音源「BACK ON THE MAP」「STEP ON IT」辺りは大好物だったわけですがその後メタルに走り興味減退。しかし、97年の解散後以来のアルバムとなるこの新作は全盛期の勢いを凌ぐ快作に仕上がってます。相変わらずのCHOKEの塩辛いボーカルにタイトな演奏、シングアロングなコーラスは本当に昔にタイムスリップしたようで燃えまくり。正直昔のSLAPSHOTはカッコ良かったけど音がコンパクト過ぎて、同じくCHOKEが率いたNEGATIVE FX,LAST RIGHTSなどに比べ勢いがちょっとって感じだったんですが、今作は分厚く骨太な音作りで当時の欲求不満具合を解消。行き過ぎたマッチョな思想はかなり痛いけどやっぱカッコ良い!MINOR THREAT"STRAIGHT EDGE"のカバーも収録。

PIPITONE/MUSIC FOR MINIVANS
(KOOL KAT MUSIK)
ミルウォーキーのバンドSUGARSMACK。そのフロントマンだったNICK PIPITONEのそのユニットが今作。本来SUGARSMACKの2ndとしてリリースされる筈だった音源がバンド解散によってお蔵入りに。その音源を今作にて見事に復活。ってことで結構前の音源も含まれてるようですね。音はジャングリー、バブルガムなギターポップ!職人技を感じさせないアレンジ、コーラス、メロディーも完璧でありますね。で、全く嫌味を感じさせないストレートなポップソングが満載と来ました。ほんま最高です!キーボードも効果的に多用されていてELVIS COSTELLOをふっと連想。実際60年代ポップから70年代のバンドに影響されてるようです。その他にもSQUEEZE,NICK LOWEなんかに例えられていていわゆるその系統の音ですが、疾走感のある青臭い曲もあって良いんですよ!ちょっとMICHAEL CARPENTERなんかとかぶる印象も受けました。なんかNOT LAME辺りが出しそうな音作りでありますね。

MR.CALIFORNIA AND THE STATE POLICE
/AUDIO HALLUCINATIONS
(LOAD RECORDS)
天才とキチガイは紙一重レーベルLOADからまたしてもヘナチョコな音源が!やたらと長く意味不明なバンド名ですがどうも自宅録音でやってる1人ユニットであるようです。それもカセットで4トラック録音。ドラムマシーンを駆使してしっかりバンドサウンドになってるんですがやっぱ変。GERMSやADOLESCENTSなどのようなRAWなパンクサウンドにLIGHTNING BOLTやARAB ON RADERなどの変態電脳具合を加味し、FLIPPERのダルダルだめだめ感をたっぷり導入した感じですかね?って全然分かんないって?(笑)今作は51曲入り(!)で前半31曲はそんな彼が一人でシコシコこさえた模様で、残りはボーナストラックらしく一応バックバンドを率いて演奏してますがこれがノイズインプロ度がアップしてよりとんでもない事になってます。アホです。一般的には彼みたいな人はダメな部類な人になると思いますが、僕らにとってはこのとんでも振りに惹きつけられますね。ライブ観たいな〜。ってやってのか?(笑)