2003年8月9日収録

お盆休み目前ですな〜。ってことでまたこのイントロ。
これ流さないとうちのご先祖さんお盆過ぎても帰ってくれないんです。(笑)
そんなアホな話は置いといて、最近レコード屋とかに行っても
良い話聞きませんね。たくさんリリースが続く割りに新譜関係とか
本当に全然売れないようです。全く持って不景気様々ですよ。
インターネットの影響もあるけど音楽雑誌関係も全然のようですし
色んなところのレコード屋さんが閉店に追い込まれてる状態です。
ってことで皆さん、定番の旧譜チェックもいいですが新譜もどんどん買いましょう!
今現在動いてるバンドを追い応援していかないと、
聴きたいバンドの音源も買えない状態になっちゃうよ〜ん。

ラジオを聞く

ラジオを聞くにはReal Playerが必要です。
アイコンをクリックしてダウンロードしてください。




Recommended Song
VISQUEEN/KING ME
(BLUE DISGUISE RECORDS)
惜しまれつつ解散したシアトルのポップパンクキングFASTBACKS。どうもKIM姐御がこの生きる伝説的バンドでリーダーシップを取っていくのに疲れたのがその解散理由のよう。で、そのKIMが新しく加入したのがこのVISQUEENなのであります。KIMはベースとコーラスに専念し、ギターのRACHELがボーカルでおそらく曲も書いてるんじゃないかな?音はFASTBACKSのKURTの泣き泣きギターと違って力強くハードロッキンなギターが印象的ですが曲はひたすらポップ&キャッチー。RACHELはお気に入りにFOO FIGHTERSを上げてますが雰囲気近いですね。FASTBACKSとは味違いますがこれはこれでズバリかっこいいです!ちなみにこのバンドでKIMが共演したいバンドはGUIDED BY VOICES,CHEAP TRICK,THE DONNAS,SUPERDRAGそしてRUNAWAY'Sなど。グレイトでありますねん。









過去のラジオが聴きたい方は↓へ

ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
期間限定再放送ラジオは↓


今週のラジオ傑作選



リアルプレイヤーをダウンロードしたけど
ラジオが聴けないって方は↓へ


身の上相談室







































COSMIC ROUGH RIDERS/TOO CLOSE TO SEE FAR
(MEASURED RECORDS)
3年振りにの新作です。POPTONESからリリースされ既に頑固たる人気を誇るグラスゴー産ギターポップバンド。前作はかなりの好セールスだったようですが迷いつつもいまいち買う踏ん切りがつかずって感じ。そう言った結構バンドありますよね。で、この新作はボーカル脱退、POPTONESから離れ自主レーベルからのリリースってことで試しに買ってみたんですがこれやばいです!もうど真ん中ですよ。僕が思う憧れのグラスゴーサウンドを奏でまくり。そして曲自体の出来が素晴らしいので全然焼き直し感ありません。前作は何曲か試聴したところフォークロック的雰囲気でもっとサイケっぽくアメリカンな感じがしたんですが今作はずばりスコティッシュ!繊細で青臭くメロディアス。う〜ん、切ない切ない。僕みたい何となく手が伸びなかった人、これはかなりいいですよ〜!


FATAL FLYING GUILLOTEENS/GET KNIFED
(ESTRUS! RECORDS)

テキサスはヒューストンの5人組ガレージパンクバンド。このアルバムで2枚目になるようですね。プロデュースはこれまたテキサスパンク、ガレージ界のドンTIM KERR大先生。音は大音量でガンガン行きたいRAW POWERささくれサウンドでハイテンション!一筋縄で行かない凶暴な雰囲気もムンムンでスリリングな展開に虜仕掛けの明け暮れ。音だけのみならず地元テキサスでもかなりのトラブルメイカーのようで噂によるとRAINER MARIAのドラマーを殴り倒したって話も。まあ何と言うか気分はハードコアなんであります。THE MAKERS,MAKE UP,NATION OF ULYSSESあとRYE COALITION辺り好きな人はきっと気に入るんじゃないでしょうか。DIRTNAPからSPLITを出したSCARED OF CHAKA(ニューメキシコ産荒くれメロディックキラー!)のカバーも収録でありますよ!

DIRT BIKE ANNIE/SHOW US YOUR DEMONS
(DIRTNAP RECORDS)
ニューヨークの4人組待望の2ndフルレングスアルバム。以前のラジオで編集盤の”NEXT TIME"を紹介したわけですが、その曲クオリティーはポップパンク云々抜きにして抜群だったわけです。で、やっぱこのニューアルバムで一気に抜きに来ましたね。初期のRAMONESに触発されたいい意味でのしょぼポップパンク具合は減退し、よりパワーポップ・ギターポップ寄りになったこのアルバム。曲も洗練され以前のポップパンクファンの間では物議を醸し出すかもですが、より新しいファン層を獲得しそうな勢いですね。曲自体のノリより歌を全面に出し、男女ボーカルの絡みも以前以上に発揮しまくりでええ按配。このまま年季を重ねていけばかなり面白いことになりそうですな。只今約2ヶ月に渡るハードなサマーツアーを敢行してるようで是非その勢いで日本にも来て貰いたいものですね♪


THE ASSISTANT/WE'LL MAKE THE ROADS BY WALKING
(ALONE RECORDS)
これまた以前のラジオで紹介したバンドでございます。ニュージャージー産カオティックハードコアバンド待望の2枚目。以前の発狂具合をより濃縮し重戦車の如く突進する全8曲。メタリックかつテクニカルなリフ往復ビンタの応酬、獣の如く吠えまくるボーカル、う〜ん前作軽く越えちゃってます。曲の尺も5分以上のものが6曲もですが鬼のような展開で全然飽きさせません。若干女性ボーカルの絡みが減ったかなと思わせて、後半大活躍。ラストのアコースティックナンバーなんてもう清涼感の塊、切ないよ〜。とここで残念な情報が・・。どうもメンバーが1人抜けて解散した模様であります。残りのメンバーLEIAH,TOM,TODDでニューバンドやるようですが残念過ぎ。そうやって考えるとアルバムタイトルやブックレットでのポジティブなメッセージがより心に染みます。激しさだけじゃなく哀しさも共存する素敵なアルバムだ〜!

BISHOP ALLEN/CHARM SCHOOL
(THE CHAMPAGNE SCHOOL)
アメリカの青春コメディー映画に出てくるようなコミカルなルックスでジャケから曲物ぶりをうかがわせます。ブルックリンのバンドのようで男2人組がセコセコ宅録してきた曲の数々。それをバンドで演奏するために女の子2人組を無理やり(?)引き込み作った作品のようです。で、これがずばりいいんですよ〜。MODEST MOUSEとPAPAS FRITASを足した感じ。って分かりにくいかな〜。仲良しグループがワイワイガヤガヤ大騒ぎしてアットホームに録音したような箱庭ポップ感と反復フレーズのトーキング調のボーカル。Kレーベルっぽい雰囲気を感じますね。あと初期PAVEMENTの学生気分が抜けきってない自由な感じ、WEENライクな真面目にふざけたオタクチックな感じもビンビン。自主レーベルからというのもまたいいんですよね。このままほのぼの長く長く続けてもらいたいバンドです。

BRIGHT CALM BLUE/A DIRECT APPROACH FOR CASUAL CONVERSATION
(LEVEL PLANE)
ネブラスカの4人組の6曲入りミニアルバム。去年DIVOTからリリースされたアルバム「ASYMMETRY SET」に続く新音源。そのアルバムで歌っていたボーカルが抜け今作ではベースとドラムがツインに近い形でボーカルを取っているのですが、なんだかBLOOD BROTHERSにかなり雰囲気近いです。曲の雰囲気も似てるしボーカルの絡みとかも。と言ってももっとポップでそんなに叫んでないんですがね。前のアルバムの音源を試聴した感じじゃ、400 YEARS,SLEEPYTIME TRIO,REFUSED辺りに近いダークでカオティックな雰囲気ですが今作は心機一転ってことか聴かせます、踊らせます!ミディアムテンポながら躍動感溢れるタイトなリズム隊にカラフルな色合いを添えるキーボード、インテンスなボーカル。こりゃ今後大化けするかもですよ。それにしても最近のLEVEL PLANEはバラエティーに富んでいて良い!