5月31日収録

予告通り先週の金曜日、土曜日大阪&神戸旅行行ってきました。
最初に立ち寄った大阪タイムボムから予想以上の収穫でニンマリ。
他のレコード屋でもたくさん良いものあって買ったは買った27枚。
今回のラジオはその一部を大放出であります。
全くもって自転車作業的な展開になって来たこのラジオですが
過去に買った音源でもまだまだ紹介したいもの多々ありなんですよ。
タイミング外すとなかなか流せないんですよねー。
まあまあ、そこらへんの兼ね合いをうまい事考えながら
今後も精進してまいります!

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Recommended Song
MUKEKA DI RATO/ACABAR COM VOCE
(SOUND POLLUTION)
ブラジルのポリティカルハードコアバンド。3枚目のリリースになるようです。ファストに飛ばしまくりなんですが、ジャケから分かるようにかなりファニーな雰囲気を持ち合わせてます。曲もバラエティーに富んでまして、1分以下のアングリーなファストナンバーを基本に、ミディアムテンポのロウなパンクナンバーがあったり、レゲエっぽい雰囲気で始まり一気に加速する曲なんかもあったりして物凄く面白い!色んなハードコアバンドを聴き漁り貪欲に吸収した結果、無意識にこんな音になったんでしょうね。多分かなりの勘違い解釈をも含みながら(笑)。雰囲気で行くとIDOL PUNCH,STIKKY,ADRENALIN O.D,FLAG OF DEMOCRACY辺りに近いかな?また、無意味に3人もボーカルがいるところもいい!とにかく最高過ぎる全14曲是非お試しあれ〜!









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
期間限定再放送ラジオは↓


今週のラジオ傑作選



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身の上相談室







































MICHAEL CARPENTER&KING'S RD/KINGSRDWORKS
(NOT LAME)
前回のラジオに続きますが、オージーパワーポップバンドTHE KINKERSのボーカルソロです!あひゃ。FINKERSの新作では曲を書いてなかったので、こちらに全力投球だったんでしょう。スタジオプレイヤーを集めて録音したみたいでして、ソロらしいバラエティーに富んだ作品に仕上がってます。彼はHAPPY LOSERの新作でもプロデュースをしていましたが、ベーシストでプロデューサーというとBRAD JONESを連想しますね。ビートルズライクなポップマニア的なところも共通点。でもこの作品ではカントリー、フォークロックな曲が多くて、レイドバックした雰囲気もムンムン。甘い歌声とメロディーなんですが、意外とロックしてます。全くもって大人ですな。青いギターポップとしっとりした枯れた曲、両者ともにうまくはまってます!


BLACK EYES/ST
(DISCHORD)

DSCHORDから久々の新人さん。またまた凄いバンドが出て来ましたよ。元THE RAPTUREのメンバーを含むDCの5人組でベース、ドラムメンバーがそれぞれ2人いるようです。音のほうはGANG OF FOURとかに雰囲気近い感じですかね?POP GROUPにも例えられてますね。神経質なヒリヒリした音空間に不協和音ギター、タイトなリズム隊、そして時にヒステリックに叫び上げるボーカ二人の掛け合い。ダブやファンクなども飲み込んだ怪しく気狂いした世界に只ひれ伏すばかり。個人的には後半のぶっ壊れたナンバーに目から鱗です。DISCHORDの先輩バンドQ AND NOT Uにもかなり近いもん感じまくり。ルックスもメガネ、デブ、おっさん、ヒゲと先輩達を見習ってかなりヤバ目です(笑)。もちろんINNER EARスタジオ録音でIAN MACKAYEがプロデュース!

DIPSOMANIACS/THE LIFE YOU'RE FAKING
(FDR/JAM RECORDS)
90年代半ばから活動しているニュージャージーのバンドでこのアルバムが3枚目になるよう。これといったうまい表現が思い浮かびませんが、まあアメリカのローカルバンドって言う感じですかね?ジャケットに写る風貌もバーで演奏してる姿がはまり過ぎなんであります。音質は多少粗い感じでガレージバンドの雰囲気ですね。で、やってる音はオーソドックスなロックでありまして、WHOやKINKS辺りを連想する60年代サウンド。メロディーは結構ポップで親しみやすく、悪く言えば派手さが無くて個性に欠けてるとも言えるかもです。がしかし、こういう普通と言うか地味なバンドに弱いのでありますよ。曲もいいですしね。ちょっとホッとさせるくれます。案外化けるかも、無理かな。まあ、別にこのままでいいですけどね。


AFFRONT/YOU'D MAKE A GOOD LOOKING CORPSE
(COMMODE RECORDS)
ワシントンDCの4人組ハードコアバンド。一般的にはユースクルーの括りに入れられてるバンドのようですが、このバンドそれだけに止まってません。ユースクルー特有なモッシュパートもあまり無いし。泣き泣きのフレーズを時々奏でるギターからか全体的に湿り気があると言うか切ない音作りに仕上がってます。DAG NASTYとかあんな感じ。シンガロングなコーラスは正にって感じですが、時折入るウォ〜ウォ〜コーラスは7SECONDSを彷彿させる哀愁度。そして歌えるボーカルが熱いのですよ。メロディックな雰囲気を多々含んだこの躍動感はLIFETIMEやKID DYNAMITE辺りのファンにも十分アピール出来ると思いますよ。ちなみにこの音源は7曲入りのミニアルバムでBAD BRAINSの超名曲「PAY TO CUM」もやってます。お薦め!

ASKELETON/MODERN FAIRY TALES
(ALONE RECORDS)
前回のラジオで紹介したHIDDEN CHORDのボーカル&ギターのKNOL TATEのソロユニットがこちら。彼はHIDDEN CHORDの前にもKILL SADIEやらSHAMPOOPなどに在籍していたんですが各バンドの音作りが違うだけにこのソロには期待しました。で、ズバリ大当たり!彼が自宅でマッキントッシュを駆使し、アコースティックギター、オルガン、カシオ、カセットレコーダーで作り上げた宅録音源が素晴らしくポップであります。80年代のニューウェーブっぽい音色にベッドルームポップと言っても過言じゃない幻想的な雰囲気。彼はKRAFTWERKやTALKING HEADS,TELEVISIONなどをフェイバリットに上げてますね。ほぼ同時期にBLOOD OF THE YOUNGレーベルから「SAD ALBUM」ってのも出てますのでそちらも要チェックな感じですね。


AGAINST ME!/CRIME
(PLAN-IT-X RECORDS)
フロリダのバンド。フロリダと言ったらNO IDEAレーベルでして、彼らのアルバムもリリースされてます。が、売ってるの見かけないのよね・・。ってことでこのシングルを紹介。このバンドはパンクバンドなんですがサウンドアプローチが面白いんです。アコースティックメロディックパンクと言っていいんですかね?熱く切ないボーカルにアンプラグドな雰囲気なバンド演奏。フォーキーな感じもありです。ドラムはどうもホームメイドのようですよ。うへっ。そして、楽曲が胸えぐる青春ナンバーと来たら悪いわけがありませんよね。ページを色々見ていて彼らのライブ写真を発見したんですが、客は正に泣きながら大合唱してるイメージでした。それも納得のひたすら涙々の雨あられ。エモ好きな方も是非聴いてやって下さい。もう本当に泣けちゃいますよ。

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