2003年3月22日収録

私出口、予定通り大阪&神戸音源買出しツアー敢行してきました。
買った買った31枚!僕お馬鹿なんですアホなんです。もうどうにも我慢できませんでした。
ってことで、今回のラジオは流したいバンドたくさんあって選曲に難儀しました。
まだまだ、2回分のラジオくらいはお薦め音源ありまっせー。
とは言っても、来月も定例の名古屋レコード屋巡りします。モチのロンです。
ちなみに僕お金持ちのボンボンなんかじゃ全くもってありませんよ。
生活費切り詰めてやりくりしてますよ。うちの嫁がですが・・・。(苦笑)

今回のイントロはネットをウロウロしていて発見した驚異の代物です。
彼の歌声は正にパンクであります。男のソウルを感じます。
何処のどなたか知りませんが、きっと根本敬の言う所の
いい顔したオヤジさんなんでしょうね。とくと彼の美しい歌声をご堪能あれ〜。(笑)

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Recommended Song
RASTA KNAST/BANDERA PIRATA
(NASTY VINYL)
5月に来日が予定されているドイツ産パンクバンド。3枚目のアルバムになります。アイリッシュ民謡で幕を開けるこのアルバム、もう良い曲ばかりで最高ですよ!音はASTA KASK,STREBERSなどスカンジナビアメロディックのもろ影響下のようですね。垢抜けなく田舎臭いサウンドは最近の洗練されたメロコアとは正に対極って感じですが、泣き泣きのメロディー全開でこれが良過ぎなんですよ!ドイツ語バリバリでして、その響きもこれまたグッドです。同じくドイツのKILLRAYSにもちょっと雰囲気近いですね。親しみやすい哀愁メロディー&牧歌的サウンドは一度はまると抜けられなくなる事必至!メロコア前夜にはこんなバンドたくさんいたような気がしますね。とにかく、ライブにも足を運びましょう〜。









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
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身の上相談室







































TED LEO&PHARMACISTS/HEARTS OF OAK
(LOOKOUT)
前回のラジオでも話しましたが、FUGAZIのブレンダンがプロデュースした2ndも好評だったTED LEOの3枚目です。MODS PUNKバンドCHISELのフロントマンという肩書きももはやいらない感じですね。80年代のハードコアを通り過ぎ(CITIZENS ARREST!)、その後メロディック、エモなどを回避し、わが道を進んでます。で、このアルバム、MOD ROCKをベースにはしてますが物凄い色々なエッセンスを散りばめてます。アーティストとしての表現願望を健全に達成できまくり。微妙に時代感覚も備わってまして、ニューウェーブっぽい現在進行形の音もばっちりです。本当に彼は探究心旺盛だなー。素直にTHE JAMやらELVIS COSTELLOなどを期待しても、そしてRADIO 4などを求めてもオッケーな素敵なアルバムに仕上がってますよ!


JR EWING/RIDE PARANOIA
(GSL)

ノルウェーはオスロの5人組カオティックハードコアバンド。COALITIONからGSLに移籍してのアルバム。前作のミニアルバム「THE PERFECT DRAMA」も相当カッコ良かったんですが、今作軽くそれをも凌いでますよ。今までの破天荒な勢いはキープしつつ、ロックなダイナミズムさをも兼ね備えやば過ぎですね。相当気合入れて作ったんじゃないかな?発狂ボーカルのテンションも前作同様半端ないです。不協和音ギターはもちろんバリバリ大活躍ですが、分厚いリフで押してく曲なんかその突進力に体が自然発火です。ヨーロッパではかなり人気を誇ってるようでがこの作品を機に一気にブレイクしそう。そうそう、同郷TURBONEGROとのヨーロッパツアー控えてます。観たい!

WARREN ZANES/MEMORY GIRLS
(DUALTONE)
ボストンと言えば、PIXIESやDINOSAUR Jrなどを連想しカレッジロックの町というイメージがありますが(あとボストンハードコアもね。笑)、REAL KIDS,LYRESなんかのガレージロックも熱かった町なんですね。そんな80年代のボストンで活動していたルーツ系のバンドDEL FUEGOSのギターのソロがこちらです。当時はかなり若かったと思いますが、その後ニューオーリンズに移り住んで苦節うん十年、これがデビューアルバムになるようです。内容は、そんな気負いもなく長年やり続けている音楽をさり気なく丁寧に作り上げてます。ルーツ色は少なめに基本的にポップであります。かなり音作りの完成度は高く、JASON FALKNERに近いものを感じました。DUNCAN SHEIK,BRENDAN BENSONなんか好きは人はきっといけますよ!


THE PLOT TO BLOW UP THE EIFFEL TOWER/DISSERTATION,HONEY
(HAPPY COUPLES NEVER LAST RECORDS)
サンディエゴの4人組初のフルレングスアルバム。いやー、これめちゃくちゃカッコ良いです!ジャズ、ファンクなどの要素をグチャグチャに導入したポストハードコアバンド。グルーヴ感たっぷりで尚且つ熱い!そして、サンディエゴ特産(?)の変態遺伝子も見え隠れするアバンギャルド風味もあって、かっこ悪いわけがありませんよね。ハイエナジーなボーカルに、ブンブン暴れまわるベース、細かく手数の多いドラム、不協和音ギター、フリーキーなサックス。何なんだよ、このハイテンションなサウンドは?彼らのオフィシャルページでライブ映像観れるんですが、これがまた圧倒的にパンクなステージングなんですよ!やばいライブ観たいよー。サンディエゴの新しい息吹です!

TIM EASTON/BREAK YOUR MOTHER'S HEART
(NEW WEST)
オハイオのHAYNES BOYSと言うバンドに在籍していたTIMの3枚目のアルバム。前作ではWILCOのメンバーやMARK OLSON,VICTORIA WILLIAMSが参加していて好評だったようで、正に期待の新作というわけです。今回は更に大御所プレイヤーを集めて、より生音にこだわってますね。本格的な音というか、正にフォークロックという音作り。RYAN ADAMSとかなりかぶりますが、この人はもっと素直にBOB DYLANっぽさを感じます。素朴で自然体です。こういう人の歌はやっぱ歌詞を見ながら聴くと、より染みちゃうわけですよ。VELVET CRUSHをもっとフォーキーにしたようなポップな曲もあって、ギターポップ好きな方にも聴きやすいと思いますよ。ほんわか。


INVENTING EDWARD/WE'VE MET AN IMPASSE(BY MIDNIGHT WE'LL BE NAKED)
(SUBSTANDARD RECORDS)
サンフランシスコのバンドです。以前来日したUNDER A DYING SUNのメンバーが在籍してます。と言っても、サウンドアプローチはかなり違ってまして、インスト傾向強いですが。僕的にはUNDER A DYING SUNの女性メンバーがボーカルを取る曲に心奪われました。彼女の伸びやかで美しいボーカルにダークで幻想的な楽曲。気持ち高揚しまくりですね。浮遊感の塊です。彼女のボーカル曲とモノ悲しいインスト曲が交差する感じなんですが、雨の日の夜明けなんかに聴いたらトリップしちゃいそうなサウンドです。アルペジオ多用なギター、ピアノ、ムーグ、アコーディオンなどを駆使したインスト曲も美しすぎます。PORTISHEAD,ILYA,DENALI辺り好きな人はきっと気に入ると思いますよ!

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