2003年12月27日収録 先週のラジオが1週間遅れになったので久しぶりの2週連続の収録です。 で、何気にこのサイト始まって3年目を迎えました。ぱちぱち。 ラジオも訳あってバックナンバーページに載ってないのも入れると 80回位やってるんですねー。我ながらよくここまで続いたなと感心。 前回のラジオで辞めようかな的発言を不用意にしちゃってますが ご心配にならずに。これからも今まで通り適当&マイペースに 精進していきます。ここまで続けていると完全に生活パターンに 組み込まれておそらく止めても定年したサラリーマンの如く フヌケな状態になっちゃうと思いますし。ってことで来年もよろしくお願いします! 来年はもっと趣向を凝らしたラジオをやりたいなと思ったりもしてます。 それでは良いお年をば〜♪ |
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Recommended Song |
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ANNIHILATION TIME/ST (IT'S ALIVE RECORDS) 南カリフォルニアはオックスナードの5人組。8曲入りアルバム。正にBLACK FLAGなRAWパワー炸裂ハードロッキンハードコアですこぶるかっこいいです!独特のテンポチェンジ、弾きまくるギター、野暮ったいボーカル、もうもう生き写しでございます。以前どこかのレコード屋のレビューでBL'ASTが「BLACK FLAGのうんこをカチカチに炒めたようなサウンド」って紹介されていたんですが、そのうんこを更に油で二度揚げしたのがこのAHHINILATION TIMEでございます。(汚い例えですいません。笑)BLACK FLAG,MINUTEMEN,SONIC YOUTHのアートワークを手がけたイラストレーターのジャケも○。最近リリースされたミニアルバムではボーカルが変わったようですが、相変わらずの節を聞かせてくれてるみたいでひと安心。現在クロスオーバーなHOLIER THAN THOU?とツアー中であります。観たいぞ〜この野郎!! |
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THE FLASH EXPRESS/INTRODUCING THE DYNAMITE SOUND OF... (HIT IT NOW!) カリフォルニアのガレージバンドで今作がデビューアルバム。メンバー2人はCOUNTDOWNって言うバンドに在籍し、またJON SPENCER BLUES EXPLOSIONやGORIESのMICKとも共演してたブルースの大御所ANDRE WILLIAMSのバックバンドもしてたそう。でもこのバンド、ブルースでガレージであるに加えてファンキーでパンクなんです。ギターもバーストしてて、ハードにドライビングしてます。疾走感のある跳ねるリズム、シャウトするボーカル、熱いです!渋めのブルージーなガレージじゃなくて、パンキッシュなガレージですね。結構キャッチーで聴きやすく、案外メジャーとかでも行けそう。ジャケがこの作品を今は亡き人達に捧げるみたいな趣向になってるんですが、ファンク系の大御所やRUN DMCのメンバーと共に、DEE DEE RAMONE,JOEY RAMONEの名前が挙がってるのがこのバンドの在り方を現してるなと思いましたとさ。 |
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THE STARVATIONS/GET WELL SOON (GSL) ロサンゼルスの女性メンバーを1人含む5人組。2000年に1stが出てまして、今作は2枚目になります。もうこのアルバム最高なんです。うまく例えられないけどサイケ、フォーク、ウェスタンの要素も入ったダークなロックンロールサウンドって感じかな?それにアコーディオンの哀愁感そして酔いどれボーカル、もうマジ泣けちゃいますよ。僕的にはTHE POGUESを連想しまくりなんですが、NICK CAVEやTHE GUN CLUBなんかにも例えられてます。女にふられヤケ酒を煽り、朝靄の中千鳥足で路地裏を歩く男。もちろんその片手にはウィスキーが。そんな場面が頭の中にふっと浮かびました。悲しく叙情的なメロディーは聴けば聴くほどじんわり体に染み渡ります。もうズバリロックンロールの真髄ですよ、このバンド!今年ももう終わろうとしてますが今年のベスト10入り確実な傑作アルバム!GSLは奥が深いやね〜。 |
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VAZ/DYING TO MEET YOU (GSL) またもやGSLのバンドです。ミネアポリス、ロスアンゼルスと活動拠点を移し現在はニューヨーク在住のよう。今作は2ndでして、1stはLOADからそしてギター&ドラムの2人組ってことでLIGHTNING BOLTやPINK&BROWN,MINDFLAYER辺りを連想させますがさにあらず。確かにこのバンドも不穏な雰囲気プンプン漂ってますが、こちらは「DAYDREAM NATION」辺りのSONIC YOUTHを連想させるフィードバックギター大活躍な音作りで歌もしっかり歌ってます。ってことで、2人組と感じさせないバンドサウンドにばっちりなってます。不協和音ギターがブンブン唸ってますがメロディーも暗黒面ながら健全、聴かせます。SONIC YOUTH,DINOSAUR Jrに通じる楽曲中心ではありますが時折ARAB ON RADERのようなぶっ壊れ変態アヴァンギャルドナンバーもあってこれまた良いっす。全14曲収録です。 |
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THE STAGGERS/ONE HEARTBEAT AWAY FROM HELL (HAUNTED TOWN RECORDS) テキサスはダラスの4人組おっさんパンクバンド。元はRIOT SQUADって名前で活動してたようですが(イギリスにも同名ハードコアバンドいましたよね?)、バンド名を変更し2枚目になるのが今作。いかつくビヤ樽なルックスのおっさん4人組が奏でるストリートパンクサウンドがずばり良いんでございます。ロカビリー、カウパンクな雰囲気もムンムンで見た目と裏腹に哀愁感あるメロディーが堪らんです。なんか俺達は幾つになろうがパンクロックが好きなんだよ〜って熱意がヒシヒシと伝わってきますね。またカバー曲でカントリーやオールディーズの曲をやってますが全然違和感なし。やるねー、モミアゲ親父。以前紹介したGC5ともツアーしてるようでバッチリ過ぎる組み合わせですね。あとSOCIAL DISTORTION,辺り好きな人にもお薦めです。シークレットトラックで渋〜いアコースティック弾き語りも収録。 |
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THE LISA MARR EXPERIMENT/AMERICAN JITTERS (SYMPATHY FOR THE RECORD INDUSTRY) カナダのガールズバンドCUBそしてアメリカに移りBUCKとポップパンクバンドと経てLISA MARRが現在率いるのがこのバンド。2枚目のアルバムになります。LISA MARRとドラムのSERRIが元BUCKでこの2人は以前ラジオで紹介したMUFFSのKIMとTHE BEARDSやってます。で、このバンドの音なんですがさすがベテランさんらしく落ち着いた作り。ポップはポップなんですがパンク色は押さえ気味でカントリーチック、ジャージーな雰囲気の曲もあって古きアメリカンポップソング路線ですかね?LISAって言う人は派手さはあまり無い感じなんですが、こういった黄昏た雰囲気合いますね。ギターの男性がボーカル取ってる曲もあってアクセントになってます。男女ボーカルっていうことでCHITLIN' FOOKSとかぶりますね。THE MINUS 5なんか好きな人もサクサクと行けちゃうじゃないでしょうか。 |
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CUT THE SHIT/HARMED AND DANGEROUS (GLOOM RECORDS) マサチューセッツ拠点のハードコアバンド。BONES BRIGADEのメンバーがVoで、あとTEAR IT UP,DOWN IN FLAMES,THE RITESなどで絡んでるメンバー4人組で正にオールスター的バンドですね。で、音の方も悪いわけないの快速スラッシュチェーン全18曲+1曲。もうもう飛ばしまくりで燃える!NEGATIVE APPROACHやボストンのGANG GREENあとシークレットトラックでやってるDEEP WOUNDなどの名前がグルグルッと。80年代ハードコアバンドの影響大と思いますが、今日風のスピード感も加味しストップ&ゴーを多用した展開が異様にかっこいい。何気にキャッチーなのも良い良い。はっきり言って、THE RITESよりこっちがもろ好みです。TEAR IT UPも解散しちゃった模様だし、BONES BRIGADEのボーカルはこのバンドに専念する為にバンド脱退したみたいだしで、今後かなりの本気汁で活動すること予想されます。要注目! |