2003年12月21日収録

本来なら先週13日の土曜日に収録予定だったんですが、
岩佐君の愛妻聖子ちゃんが発熱しまして彼お得意の
放置プレイもさすがに出来ずラジオ延期になっちゃいました。
そして、これまた本来なら昨日20日に延期したラジオを
敢行するつもりでしたが、朝外を見ると狂ったような大雪・・。
これは「おまえらもう止めておけ。」という神からの啓示なんでしょうか・・。
ひゅ〜、何だか疲れちゃいました。って感じでやっとやっとでございます。
楽しみにしてる人はほとんどいないと思いますが、難産の末やっと産まれた
今回のラジオ是非聴いてやって下さいな♪

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Recommended Song
THE LITTLE KILLERS/ST
(CRYPT RECORDS)
ニューヨークの男女構成トリオバンド。数々のガレージバンドを輩出してきた優良レーベルCRYPTが5年振りに満を期してリリースするのがこの新人バンド。レーベルオーナーがレコード屋で彼らのレコードを聴き、即契約と相成ったよう。そんでそんで、やっぱこのバンドかっこいいんです!ガレージロックンロールなワイルドでいなたいサウンドがいぶし銀!とても新人と思えない完成度でHEARTBREAKERS,SAINTSあとDEVIL DOGSの1st辺りに通じる感あり。個々の曲は決して派手なわけじゃないけど、そのワイルドでシンプルな曲がツボツボ。ボーカルのギター男性の声のしゃがれ具合も最高なんですが、リズム隊の女の子達もメイン取る曲欲しいってのは贅沢過ぎでしょうか?とにかく長〜く聴ける味わい深い名盤と言えるんじゃないでしょうか。最後に彼らのライブ映像見れるページのリンクはこちら。興味ある方は是非!









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ハイパーイナフラジオ
保管倉庫
(Back Number Radio)




あの感動をもう一度
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今週のラジオ傑作選



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身の上相談室







































DAN JONES/ONE MAN SUBMARINE
(LEISURE KING)

オレゴン州のユージンっていう町で活動してるシンガーソングライター。鼻にかかったへたれな声がDANIEL JOHNSTON,MAICHEL SHELLYなんかを連想させて良い感じですねー。当初はROGER MILLERなんかのカバーをしてて、1枚目のアルバムではアコースティックなアメリカーナフォーク&ポップという感じだったそう。そんな人が実はHUSKER DU,GUIDED BY VOICES,MEAT PUPPETS,YO LA TENGOなんかも好きで、このアルバムではバンド編成でハードな音も出してます。本人の表現ではパワーポップと弾き語りに少しのパンクロックと少しのルーツロックをまとめた雰囲気と述べてますが正にそんな音でございますね。様々なジャンルの音楽が好きで、それぞれのジャンルのおいしい所取りというか非常にクオリティーが高い曲を作ってます。まさにSSW故の職人気質!そしてこの人の愛嬌ある雰囲気がよりそれをポップに昇華させてますね。

BRODY'S MILITIA&WIDESPREAD BLOODSHED
/SPLIT
(SOUND POLLUTION)

オハイオ産HELLNATIONのメンバー在籍のBRODY'S MILITIAとスウェーデンのWIDESPREAD BLOODSHEDのSPLIT。各11曲、25曲収録。前者のロックンロールテイストあるワイルドでRAWなハードコアサウンドも全然かっこいいんですが、後者が凄過ぎる!ってことでWIDESPREAD紹介させてもらいます。INTENSE DEGREEの再来と評されるのも納得のキチガイテンションで飛ばしまくるショートチェーンの連発でめちゃくちゃやばいです。INTENSE DEGREE同様フルスロットルに高速展開且つ音がスコーンと抜けていて意外とポップなのもええ按配であります。どうもこのバンドは先日の来日も素晴らしかったINTENSITYあとRAJOITUSそして以外なところでSATANIC SURFERSのメンバー在籍のよう。来春にはフルアルバムのリリース予定のようで待ち遠しい〜♪まじこのセンスは並みじゃないですよ!

YOUNG PEOPLE/WAR PRAYERS
(DIM MAK)
カリフォルニアの女の子ボーカルトリオバンド。KILL ROCK STARS配下5.R.Cからの1stに続く2枚目であります。ちなみにギターのJEFFはPINK&BROWNのBROWNの方でドラム叩いてたほう。とはいっても、サウンドアプローチは全然違って前回紹介したDENALIやBREEDERS,BJORK,CAT POWER辺りを彷彿させるダークな音作りながら幻想的に美しいサウンドでこれまた素晴らしい!もうジャケからして名盤の予感ですもんね。当初はカントリーバンドをやるぞと結成した模様ですが気が付いたらこう言った音作りになってた様、なんじゃそりゃ。(笑)知的雰囲気醸し出すKATIE嬢のボーカルがやっぱいいんですよ。時に優しく時に力強く。音も音響系な雰囲気もありですが余分な贅肉を殺ぎ落とした感じでシンプルそこがまた心打つ!スロウコア、インディーポップ、ポストロックいや全音楽ファン必聴であります!


ENCYCLOPEDIA OF AMERICAN TRAITORS
/ST
(SHOVE RECORDS)
ニュージャージーのヴァイオレンスカオティックハードコアバンド。イタリアのレーベルからの全曲集。ORCHIDやKWISATZ HADERACHとのSPLIT曲や7インチ、コンピの曲などを収録した全15曲入り。詳細は分かんないんですがおそらく解散済みだと思います。かなりポリティカルな思想を持つバンドのようでメッセージ色強い歌詞をメタリックでドタバタ度高いハードコアサウンドに乗せ叫びまくってます。時折力入りすぎて声裏返っちゃうボーカルずばりかっこいい!力み過ぎ(笑)。ブラストビートも全開ですが、カチッとした音作りじゃなく硬質と言うより何処となくグッチャっと崩れた感がよりブルータル度を高めてますね。まじこの発狂具合はORCHID,PG.99あとMY lAIなどにも匹敵する具合であります。もっとメタル指数高いけど。曲表記ないですが最後にBLACK SABBATHの「PARANOID」の電脳イカレポンチカバーも収録。

THE REDWALLS/UNIVERSAL BLUES
(UNDERTOW MUSIC)
シカゴの4人組でメンバーの年齢が18歳から21歳と若い!高校出立てのメンバーも含むって事でルックスも若い!でも音は古い!正に60年代にタイムトリップですね。その時代の音は正直詳しくないけど、誰これ?BEATLESっちゃうよな?って聴いちゃう感じ。演奏のチープさ、初々しさ、ロックの時代への素直な憧れがあまりにストレートにあの時代の音を再現させてます。多分親の影響多々なんでしょうね。始めはやっぱりBEATLESのカバーバンドだったようですが、このデビューアルバムでオリジナル曲を作り出したよう。ベタかもしんないけど、凄く良い曲揃いなんです。これだけ基礎が出来てると、これからグングン伸びるんでしょうねー。すでにCAPITAL RECORDSと契約してメジャーデビューも決定してるよう、やっぱりそうか。BEATLES,ROLLING STONES,WHOの初期なんか好きな人やそれ以外の人も是非聴いてみてはいかがでしょうか?

INSULT/EMODASHING FASTCORE PIMPS
(SIX WEEKS)
オランダ産ハードコアバンド。1992年に結成され2001年にその幕を下ろした訳ですが、今作はその軌跡を追ったコンプリート盤。アルバム、EP、SPLIT音源、未発表曲を収録した全36曲+ラストライブ音源!闘犬のごとく狂ったように吠えまくるボーカルにヒリヒリしたサウンドが猛烈なスピードで展開され激テンションでありますよ!結成当初はDRI,LARM,HERESYなどに影響されていたようですがそれにSPAZZ,INFESTなどのファストコア・パワーヴァイオレンスのバンドの勢いを加味し、このようなとてつもないサウンドが出来上がった模様。音源後半になると猪突猛進一辺倒ってわけじゃなくボーカルもツインになり、より曲に表情を与えてます。って、キチガイテンションは変わらんけど(笑)。アメリカボストンにも同名バンド(ANAL CUNTのセス在籍!)がいるようですがこちらもかっこいいよう。とにかく激プッシュであります!