7月24日(土)

あふりらんぽ「ST」

ちょっと前になりますが、7月のはじめに大阪のオシリペンペンズが名古屋得三でライブしまして、その時一緒に来てたのがこのあふりらんぽ。オシリペンペンズは大阪の春田君に頂いたタワーレコード心斎橋店でのインストアライブ映像を観て予習してたので、それほどはビックリしなかったんだけど(笑)、このあふりらんぽにはずばりやられました!その日の1バンド目ACID MOTHERS TEMPLEメンバー在籍のガイユニットの時、ステージ前で踊りまくってる女の子が居て、嫁に「うちのシロコ(飼い猫)が人間だったらあの子みたいに天真爛漫なノリ方するだろうね〜。」と話していたんですが、その子があふりらんぽのピカチュウちゃんでした(笑)。あふりらんぽはギター&ドラムの女の子2人組でギター&ボーカルがオニ、ドラム&ボーカルがピカチュウ。女・岡本太郎×2とかうどんサイケとかすっぽんぽんロックとかってよく例えられてるようです。何じゃ、そりゃ?って感じですが、そんな例えも妙に納得って感じでライブぶっ飛んでます。原始的無邪気さ炸裂と言うか、本能剥き出しで関西弁の歌詞を叫びまくり、自由奔放で居て激なフレーズをかっ飛ばすギターと彼女達も共演したLIGHTNING BOLTに通じて叩きまくるドラム。時にパンツ見えてもお構いなしって感じでステージのたうち回っていたピカチュウちゃんは強烈過ぎでした。その暴走具合は正に関西ならではって雰囲気です。で、このギューンカセットからリリースされた音源のお話。岩佐君に教えてもらったんだけど、このギューンカセットってメンボーズ出したレーベルなのね。メンボーズもええバンド(?)でありましたな〜。あと羅針盤の名盤「らご」もここからですね。この5曲入りの音源はそろそろ店頭に並ぶと思いますが、ライブの行きっぷりをうまい事収めておりこれまた素敵な作品に仕上がってます。LABCRYのメンバーさんによる紹介文も笑えました。彼女達って去年の7月約1ヶ月に渡ってアメリカはニューヨーク、ニューオーリンズ、ロサンゼルスをツアーした模様ですが、そこでの反響の為か、今年8月から9月に掛けて3日間だけだけどSONIC YOUTHヨーロッパツアーのオープニングアクトを務めるのね〜、凄いやね。そしてその前にはスウェーデンで「TOKYO STYLE IN STOCKHOLM」というイベントに出るみたいだし、あのJOHN ZORNのTZADIKってレーベルからもリリース決定してるみたいだし世界に羽ばたいちゃうか?結成からわすが2年のこの関西野蛮娘の今後の動向には要注目でありますね!あっ、この前FLASH LIGHT EXPERIENCEのシマさんに聞いたんですが、シマさんやFUTURES&LABCRYのNANAさんとでもスタジオでセッションしたみたいです。めちゃくちゃ面白そうですなー、ライブしてけれ!おまけついでにあくまで噂ですが彼女達ソニーから契約の申し出あったようですが断ったみたいな話聞きました、当然ですな&素敵だ!ともかく、興味ある方はこの音源買ってライブ行きましょう〜!!
7月10日(土)

KILLING JOKE「ST」

いよいよ明日は選挙ですねー。僕はもう期日前投票に行ったんですがここ三重は自民党候補と民主党候補がかなり接戦のようです。創価学会の組織票をあてにする自民党さんにはいい加減フェイドアウトしてほしいものですねー。そんな話は置いといて、最近皆さんはいい音源買ってますか?僕は徐々に旧譜の占める割合が増えてきたような。この前も名古屋大須のアンサーに行って来たんですが、新しいバンドで欲しいものがあまり無い。と言うかアンサーは店主である中村さんがあまりのハードワークの為、新譜などほとんど紹介文が書かれておらず、無名なバンドだと何買っていいか全然分からない状態なんです。行く前にある程度調べていかないと、レーベル買いするとかしか手が無い。中村さん忙しいと思いますがレビューもちょっとで良いから書いて下さいな〜!で、先日行った時は70'Sパンクコーナーで昔から気になっているバンドでも聴こうかと色々CDを漁っていたんです。数曲しか聴いた事無いTHE LUKERSやVIBRATORS、ADVERTSなどゲットしようか迷ったんですが、結局このKILLING JOKEとJOY DIVISIONの2nd「CLOSER」を購入。KILLING JOKEは高校時代METALLICA(僕的にはMETALLICAは4th「AND JUSTICE FOR ALL」までだな〜)にはまっていた時カバー集「GARAGE DAYS」で”THE WAIT"を聴いて、かっこええな〜と思いいつか買おうと思ってもう10数年・・。やっとやっと買ったんですが、この80年の1stアルバムメチャクチャカッコええじゃありませんか!ってことでここ何日かこればっか聴いてます。”THE WAIT"は勿論、他の7曲もダークな雰囲気漂う世界観が20数年経った今でも全然色褪せてないですねー。くぐもったキーボードの音色、ザクザクな鋭利的ギター、そして歌メロの乗せ方からと思うけど意外にポップな楽曲。本当に何度聴いても飽きないですね。個人的に”WARDANCE"”COMPLICATION"”THE WAIT"が特にお気に入りで次回ラジオ辺りでボーナストラックで紹介しちゃおうかなと思ってます。彼らはその後メンバーが抜けたり戻ったりを繰り返し、9枚ほどアルバム出しており昨年にオリジナルメンバーで復活果たしたよう。彼らのページでそのアルバム収録曲と思うけど何曲か試聴出来てこれまたなかなか面白そうですね。ともかく当分はこのアルバムヘビロてになりそうな予感で81年リリースの2nd「WHAT'S THIS FOR...?」も買ってみようかと思う今日この頃。あっ、なんか初期シングルやこのアルバムのデモバージョンをコンパイルした5枚組ボックスセットも最近出たようでこれまたかなり気になりますが8000円弱する・・、うむむ。また彼らのこのアルバムもいいよという情報持ってる方あったら是非BBSで書き込んでくださいねー。今年のサマソニに参戦のTHE FAINTはもちろん彼らから影響受けてると思うけど、曲タイトルの表記法まで真似してるんだな〜とどうでもいい事気付いて一人でニンマリ。



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