6月29日(土)

FEROCIOUS ATTACK 「ED.ING」

唐突ですが、このアルバム最高です!名古屋のバンドなんですが、うちのページの常連さんHYさんに教えてもらうまでノーチェックでした。同じ東海地方のバンドなのに、ライブすら観たこと無かったことに激しく後悔の日々。HYさんにはALL OUTとのスピリット音源を送ってもらったんですが、これが絶叫ツインボーカルが大暴れしつつも悲哀たっぷりの激情サウンドが素晴らしい内容だったんですよ。ALL OUTも無茶苦茶曲良いし。そして、このアルバムが先日発売されてやっとやっと入手しました。僕がよく利用する通販サイト「CALL MY NAME」がレーベルを立ち上げての第一弾です。さすが「CALL MY NAME」お目が高い!!(笑)1曲目のアコースティックなイントロから、2曲目「IT IS LIMITED,A CERTAIN LINE」への繋がりからもう確信しちゃいました、これは名盤だって。より表情豊かになったボーカルが時に囁くように歌い、そして痛々しいくらいの叫び上げる。なんなんだよー、もう泣けてきちゃうじゃないですかー。全8曲捨て曲なんてありません。凄くストイックなものを感じちゃいました。ENVYとか好きな人は絶対気に入ると思いますが、僕的にはBENCH WARMERを思い起こしました。特に5曲目なんてもうもうって感じです。とにかく、今一番ライブを観たいバンドですね。7月7日春日井でのイベントに彼ら出演するようで、これは嫁を質に入れてでも足を運ばないとっ!凄く楽しみ〜!!


6月19日(水)

STIFF LITTLE FINGERS 「INFLAMMABLE MATERIAL」「HANX!」

STIFF LITTLE FINGERSの1stとライブ盤を今更ながら聴きこんでいます。高校時代にこの2枚を血眼になって探してたんですが、当時はどこにも売ってなくて、しかたなくLINKレコードの「LIVE&LOUD」ってライブ盤を買ったのが懐かしい〜。そのライブ盤は小奇麗にまとまっているというかいまいち切れが無く、「なんだこんなもんかー。」って彼らは僕の中でどうでもいいバンドに。まあ、そのライブ盤は全盛期とは程遠い87年の録音でしたからね。インターネットをやり始めて、やっぱ彼らは良いって評価をそこかしろで見かけて、遂に購入しました!!それも新品で。だって、中古でほとんど見かけないもんなー。1stアルバム「INFLAMMABLE MATERIAL」聴いて目から鱗です。やっぱ、かっこいいですね!シンプルでラフながら力強い演奏に、がむしゃらに叫び上げるボーカル、もうもうパンクです!ロックです!特に「Suspect Device」「Wasted Life」「Alternative Ulster」なんかLINKレコードのライブ盤と一緒の曲と思えないくらい熱くテンション高い!年甲斐も無くジーンとしちゃいました。(笑)哀愁漂うミディアムテンポの曲も切なげで染みちゃいます。80年に録音されたライブ盤「HANX!」もこれまたカッコ良し。よーし、今度2nd「NOBODY'S HERO」も買っちゃおう♪イギリスのパンクフェスティバルHOLIDAY IN THE SUNも日本で開催されるし、昔のパンクバンドを改めて掘り起こしていこうかなって思う今日この頃です。
6月14日(金)

THE BASEMENT BRATS 「CURSE OF THE BRATS」

今日は親父&貞一社長と共に飲んで、かなり気持ちよくなっているハイパーイナフです。もうご機嫌です!そんで、そんなご機嫌さに拍車をかけるのがこのTHE BASEMENT BRATS。昨日、今日とヘビロテ中です。ノルウェーのバンドでTHE NUGGETSのメンバーが居たバンドって方が通りがいい感じかな?ノルウェーってことで、最近ニューアルバムが出たYUM YUMSとも親交があり、サウンド的にもかなりの共通項です。まあ、言うならガレージテイスト溢れるポップパンクなんですが、本当に曲がいいんですよ!ラフなガレージナンバーもかっこいいですが、僕はやっぱりパワーポップテイスト溢れる泣き泣きナンバーに涙ぐっしょりです。ちょっと垢抜けない田舎臭いボーカルもこれまたいいんだな〜。って、このバンドは既に解散済みでそのボーカルさんも最後にくび切られたようです・・。彼らのオフィシャルページを管理していたのもボーカルさんで、そちらで愚痴こぼしていたそうです。(笑)そうそう、このアルバムは彼らの2ndアルバムにデビューシングル、ミニアルバムを加えた全25曲入りで非常にお得です!1st「THE BRATBEAT」も非常に聴きたい今日この頃。とにかくかっこいいので、YUM YUMS、DEVIL DOGS,BUMなどが好きな方は絶対聴いてください〜!!!さあ、ビールもう一杯飲もうかな〜♪(笑)
6月12日(水)

ROCKET K 「REVENGE OF THE GROOOVIE DRUNKER!」

いよいよ、梅雨に突入みたいで湿度が凄すぎです!もう、蒸し暑いことこの上ありません。そんな嫌になる気分を吹き飛ばしてくれるのがこのアルバム。御存知KOGAレコードを率いる古閑さんのバンドです。気にはなっていたんですが、近所のマイカルでも売ってるくらいだしで、まあそのうち買おうって思ってました。それが、この前のラジオ収録の時に岩佐君が持ってきた荷物の中にこのCDが!速攻、奪いました。(笑。貸してもらっただけです)聴いてびっくり、1曲目からパワーポップ節炸裂です!!期待通りって言うか、それ以上の出来にやるじゃんって思っていたら、全曲いいじゃありませんか?!なんだよこれ、凄すぎです!!古閑さんの声ってこんなに素敵だったんだ〜。(失礼ですね・・。)青臭くも疾走感たっぷりパワーポップサウンドにO(オー)の赤松さんのソリッドなギターが暴れまくりです!実は僕O(オー)も大好きなんですよー。アルバム「IT'S」聴きまくりました。特に”SOUL FINGER”って曲がもうもう死ぬくらい聴き倒したなー。とにかく、このROCKET K最高にお薦めです!!パワーポップ、ギターポップ、ポップパンク好きはまとめて行っちゃってください〜♪よーし、次はこれまた買うの先延ばしになっているNUDGE'EM ALLの「CLOWN」をゲットしよう〜!やっぱ、KOGAレコードは侮れないです。
6月5日(水)

THE BLOOD BROTHERS 「MARCH ON ERECTRIC CHIRDREN」

先週の土曜日に名古屋金山のGROOVEに行ってきました。11枚も買っちゃって、大人買いにも程があるって感じなんですが(笑)、その中で最近一番聴いているのがこのアルバム。前作「RUMORS LAID WASTE」が凄く良くてこの最新作も速攻購入したんですが、予想通りと言うかそれ以上の出来に手放しにお万歳。カオティックなハードコアスタイルのバンドなんですが、今作ではより曲が練りこまれていてそれだけに留まらないサウンドになっていると思います。前作はシングルコンピ的作品と言うこともあってアルバム全体で散漫になっていた印象もありましたからね。サンプラーも使ったサウンドはニューウェーブからの影響も入って目から鱗です。ボーカルの二人も相変わらずの盛りのついた猫状態で、アドレナリン噴射しっ放し。が、攻撃的サウンドだけに留まらず、転調転調でクルクル表情が変わり、ポップなフレーズも時折飛び出し楽しいこと請け合い!曲のスピードとしてはそんなに速くないけど、リズミカルなベースのせいかかなりの体感速度ですよ〜。本当にこれ聴いていると、我が家が4畳半モッシュ状態になっちゃいます。ほれ、隣りで聴いてるうちの嫁の体も小刻みに揺れています。(笑)サンクスリストにはLOCUST,SONG OF ZARATHUSTRA,PANTHERS,THE FAINTの名前もあって、もうもう納得って感じ♪前のアルバムもこの前ラジオで流したけど、これも次回のラジオで流しちゃっおう♪FUCK YOU〜!!!




5月31日(金)

ERASE ERRATA 「OTHER ANIMALS」
RAH BRAS 「RUY BLAS!」
TOURETTES LAUTREC 「RED ALL」

段々とこのページ滞ってきてます・・。最近はホームページの更新のみならず、毎日無気力な状態が続いちゃって。そんな時はやっぱ変態サウンドですね♪(意味不明)そんで今日はERASE ERRATA、LOVITTのRAH BRASを交互に聴いてました。なんだか、余計無気力になったような・・・。(笑)まあ、両バンドとも一筋縄では行かない変態サウンドで、RAH BRASはエレクトリックテイストたっぷりのポストロックサウンドに妖しげな女性ボーカルが大活躍で、あちらさんに行ってらっしゃい〜!と言う感じ。そして、ERASE ERRTAも同じく女性ボーカルなんですが、よりヒステリックでパンク寄り!バックも神経を逆撫でするようなシャカシャカギター、ドタバタうるさいドラム、ほんでボーカルのお姉さんが吹くトランペットが絡み合い、これまた行ってらっしゃい〜!雰囲気としてはMELT BANANA,GOD IS MY CO-PILOTなんかに近いかな?この手の音は物凄く聴き手を選ぶと思いますが、一度はまると病み付きになること請け合い!実際、僕も最初聴いたときは頭の中で「?」マークがグルグルと回ってました。が、今ではその魅力にとりこ仕掛けの明け暮れ。そうそう、女性ボーカルが活躍する奇天烈バンドで大事なのを忘れてました。サンディエゴのTOURETTES LAUTREC!さあ、今から聴こう♪そんな変態サウンドにズッポリな1日でした・・。トホホ・・・
5月20日(月)

BOYRACER 「TO GET A BETTER HOLD YOU'VE GOT TO LOOSEN YR GRIP」

昨日遂に行ってきましたBOYRACERのライブに!予想通りと言うか、それ以上の素晴らしいライブを見せつけてくれてもう凄く幸せな気分でした。ボーカルSTEWARTのソロユニットSTEWARDもバンド形態じゃないBOYRACERって感じでこれまた最高!あと、彼の奥さんのJEN TURRELLもアコースティックなナンバーありの、アノラックっぽい雰囲気な曲ありので、これまた良かったな〜♪ライブが始まる前の藤が丘探索もいい感じだったよね、たく君、岩佐君?(笑)そんで、物販で遂に彼らのニューアルバムをゲットしました!会場限定でシングル盤も付いていてラッキ〜!相変わらずの轟音フィードパックノイズギターに甘いボーカルが乗った超ポップサウンドで、やっぱいいバンドだわ。この音を長年続けるってのは並大抵の事じゃないってことで、RAMONESみたくずっと続けて欲しいと切願!まあ、物販で他に買ったのは彼らのベスト盤、初期シングル集、STEWARDのアルバムを2枚、JEN TURRELLのミニアルバム、555レコードとRED SQUAREレコードのオムニバス。かなりの大人買いと今日反省してます・・。だって、値段がかなり安かったからな〜。(←懲りてない。笑)とにかく至福な時間をありがとうって感じです!
5月17日(金)

SMALL BROWN BIKE 「DEAD RECKONING」

昨日はTHE SCARIESのライブに夫婦で行って来ました!青臭いメロディックサウンドにメロメロでした。その道中で聴きまくっていたのがこのバンド。前聴かせたときの妻の反応はいまいちだったんですが、昨日は食いつきまくり!しきりにバンド名とアルバムジャケを憶えてました。(そうしないと次聴きたい時に、CDの山の中から探し出すのが困難の為。笑)終いには、「このバンドのライブ観たい〜!」って、今日はTHE SCARIESのライブだって!(笑)まあ、それも納得の熱いメロディックパンクサウンドを聴かせてくれます!メディアムテンポで全編押しまくりです。AVAIL,HOT WATER MUSICなどのやけど必至な激テンションサウンドを想像してもらえれば間違いありません。もうもう、握りこぶし状態!泣き泣きな展開も僕の心を掴んで離しません。あと、僕だけかも知れないけどCOWPERSを連想しました。ボーカルの唱法がCOWPERSの現動さんに似てたりする曲がちらほらとあって、2曲目「SLEEPING WEATHER」の冒頭の叫びなんてそっくり過ぎ!マジ、このバンドかっこいいので今度のラジオで紹介しようと思ってます。さあ、どの曲流そうかな〜♪全部良い曲ばかりで悩んでしまいます。
5月9日(木)

764 HERO 「NOBODY KNOWS THIS IS EVERYWHERE」

またラジオ収録日が近づいて参りました。結構準備とかで忙しい感じ・・。まあ、誰も望んでないイントロ制作とかが主な作業なんですが・・・。(笑)いつもの事ですが、選曲にも悩んじゃいます。僕出口が4曲、岩佐君が3曲選曲するのですが、結構岩佐君がギターポップ系のバンドを持ってくるので偏らないようにこれでも考えてます。で、やっぱりいつになっても収録出来ないバンドが出てくるんですよー。今回のラジオでも、泣く泣く選曲から外したのがこの764 HERO。最近、関連バンドに結構はまっていて、彼らの旧作「GET HERE AND STAY」も引っ張り出して聴いたらこれまたいいんですよ!それでタイミング良く出たこのニューアルバムがまた素晴らしい出来!!シアトルのシーンでは中堅どころってことで非常に安定した曲を聴かせてくれます。ベタな説明ですがBUILT TO SPILL,MODEST MOUSE,DEATH CAB FOR CUTIE,あとPINBACKなんかとリンクするインディーロックサウンドが染み渡ります。所謂枯葉系って奴ですか。アルバム全体を通して、優しく暖かくてとてもポジティブな気持ちになること請け合い。近いうちに必ずラジオで流します!(って約束は出来ないけど・・・.笑)熱烈に来日も希望〜!!!
5月7日(火)

EULCID 「THE CRANE EP」

最近このページ更新してないですね〜。ゴールデンウィークは酒浸りだったし・・・。(笑)まあ、気を取り直して頑張ります!以前どこかのページでNAHTのメンバーがこのバンドがっこいいって言われてまして、そう言えば持っていたような気が。探してみると、CDの山の中から発見!そんで聴いてみると、うんうんかっこいいんですよこれが!当時は独身ってことで、アホみたいにCD買ってたからな〜。そんなに印象に残らなかったのかも・・・。ごめんなさい、EULCIDちゃんって感じです。(笑)今作は5曲入りのシングルで、初っ端からカオティックに暴れまくってます。引きずるようなリフ、粘りつくようなボーカルからTHE CARNIVAL OF DARK-SPLITをかなり連想。あと、初期ENGINE DOWN,SLEEPYTIME TRIOなんかに通じるエネルギッシュな展開に体が自然に揺れてしまいます。時折見せる美しい旋律&メロディーも素敵過ぎ!特にインストの5曲目、なんか泣けてきちゃいました。2000年にSECOND NATUREから「THE WIND BLEW ALL THE FIRES OUT」ってアルバムも出てるようで、これまた買い物リストに入れておかないとっ。あと、CAVE-INやCONVERGEのメンバーとも交流があるようで、KID KILOWATT.NEW IDEA SOCIETYってバンドもやってるようです。あ〜、聴きたいバンドが次から次からと。お金がもちません・・。
5月2日(火)

THE PROMISE RING 「WOOD/WATER」

今日こそ、PROMISE RINGのニューアルバムをピックアップ。早くも賛否両論を巻き起こしているようです。確かに、今まで彼らの持ち味だったPROMISE RING節炸裂な青臭い疾走ポップナンバーは陰を潜め、歌を重視した内省的な内容で地味ですからね。今までの彼らを求めるエモファンにはきついかも。なのですが、ボーカルのソロユニットVERMONTに通じるシンガーソングライターっぽい曲に僕はゾッコン♪FLAMING LIPSっぽい雰囲気もありです。正直僕もこのアルバムにはびっくりしたけど、前作「VERY EMERGENCY」の1曲目やシングル「BOYS+GIRLS」などから、いつかはこういう流れで行くのかなーって思ってましたので、それほどは違和感ありませんでした。本当にいい曲ばかりで、聴けば聴くほど味が出ますね〜。所謂スルメ系って奴です。なんか、ボーカルはこのアルバムを出す前に脳腫瘍の摘出手術を4回も受けたそうで、そういうことも関係してるのかな?歌詞もまた様々な葛藤と闘っている感じがひしひしと。最後に僕がこのアルバムで一番好きな曲「GET ON THE FLOOR」の歌詞の一節を引用してお開きにさせてもらいます。

俺たちは散々な状態なのかもしれない
だけど 結局そういうものなんだろう
俺たちは自分がどちら側にいるかを選び
自分たちの正しい心を高揚させる



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